世界経済

「会社四季報」最新号レポート完成

「会社四季報最新号」のチェックを終え「トレンドレポート」が昨日完成しました。
本日より発売を開始します。

高成長・高収益・好財務・好待遇のすべてを実現している理想型企業のこと4K企業と私は呼んでいます。
めざすべき企業の姿といえますし、4Kは高株価が期待できる条件でもあるわけです。

年に4回発売される「会社四季報」。
その分析レポートを作り始めたのが2009年。
当初は年に一度のレポート発行でしたがここ数年はほぼ毎号つくっています。
4K企業の数や内訳をみると日本の今がわかるので毎号欠かさずレポートを買って下さる方も増えてきました。

常時100社以上あった4K企業がコロナ禍が本格化した2020年夏号にはわずか64社に激減。
一体どうなってしまうのかと心配しましたが政府の俊敏な財政出動で製造業を中心に経済が持ち直してきました。

4K企業数は次のように推移しています。

「2020年夏号」  (2020年6月発売)  64社 (コロナ禍のどん底)
「2020年秋号」  (2020年9月発売)  99社
「2021年新春号」(2020年12月発売) 108社
「2021年春号」 (2021年3月発売)  138社
「2021年夏号」 (2021年6月発売)  147社
「2021年秋号」 (2021年9月発売)  153社
「2022年新春号」(2021年12月発売) 176社
「2022年春号」 (2022年3月発売) 224社
「2022年夏号」 (2022年6月発売)  238社
「2022年秋号」 (2022年9月発売) ??

そして今回の秋号ではどうなったか。
詳しくはトレンドレポートに書きましたが、なんと最高数を更新しています。
経済が持ち直したどころかバブル期を超える利益を出す企業が増えています。

前号あたりからとりわけ非製造業の復活が顕著で、今期の増益率は非製造業全体で48%を超えています。
陸運、空運、観光、宿泊、外食、小売、サービスなどが伸びており、今後が期待できます。

ただし、来期見通しについてはどこも慎重です。売上、営業利益ともに3~5%程度の伸びになると考えている企業が多く、業績に急ブレーキにかかりそうです。
ということは、コロナ禍以降9号(2年超)連続で増え続けた4K企業の数もそろそろピークアウトする可能性があります。

さて今回のトレンドレポートは投資色を少し強めた内容にしました。
株価が上がる理由、下がる理由を解説したほか、企業がトランスフォーマーのように変身し、エムスリーやレーザーテック、ベイカレントコンサルティングのように株価10倍、100倍になるための条件を解説しています。
さらには武沢が注目した次の大化け株候補の8銘柄ピックアップしました。

過去のレポートはすべて「企業として注目したい個性的な会社」を紹介してきましたが、今回は「株価上昇が期待できる会社」としたところが私のチャレンジです。

ただ、決して株価上昇を保証するわけではありません。
投資される際には自己責任でお願いします。
大切なことはあなた流の銘柄選びができるようになり、それで結果を出すことです。
そのための目の付けどころや考え方をお伝えするための「武沢注目8銘柄」というわけです。

<主な内容>
1.めざせ経営の4K
2.四季報を12ブロックで読み解く
3.武沢の「四季報」注目ポイントはココ
4.【業種別】業績展望
5.好業績、低株価で世界のPERがこんなに安くなってきた
6.今回の秋号の特色、4K企業が多い業種はこの8業種
7.今、絶好調な会社の共通ワードはこの8つ
8.最新4K企業リスト一挙公開
9.4K企業常連組はこの18社
10.株価が下がる四つの理由、株価が上がる四つの理由
11.企業がトランスフォームする瞬間を捉える方法
12.この秋、武沢が注目した8社
13.SBI証券のスクリーニングをこう使えば、トランスフォーム企業のあぶり出しが可能
14.むすび

経営に、ビジネスに、株式投資に!

★本日発売開始!「会社四季報 2022秋号 トレンドレポート」
 → https://ganbare.biz/comon/?p=5163