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山形三題

一昨日から山形に来ているので、今日はこちらで小耳にはさんだお話しを三つほど。


あるお店でご飯を食べていると若いウエイトレスが話しかけてきた。
ズーズー弁がひどいので出身を尋ねると、秋田から数年前にやってきたという。
彼女曰く、

「山形はズーズー弁がヘドク(ひどく)、なに言ってるがワガンネ(わからない)。秋田県内も場所によって訛りが違うが、こっちほどヘドクネ(ひどくない)」

「おやおや、東北弁はみんな同じかと思ってたら違うんだね」と私が言うと、「青森の津軽弁はもっど、なに言ってるがワガネ」

たしかに、愛知県内でも名古屋弁と三河弁は全然違うし、お隣の岐阜県や三重県の人とも違う。
方言を聞いたとき、はじめて旅に来ている実感がわく。ずっと大切にしたいものだ。

今年は全国各地で記録的大雪だ。こちら山形でも58年ぶりの大雪となっていて、雪かき道具がまったくない。本当にない。

名古屋も58年ぶりの大雪だったので、私は子どもとはしゃいでいたが、こちらでははしゃぐ人はいない。皆、深刻なのだ。
また、当初の暖冬見通しと米国ハリケーンの影響で、石油備蓄が充分でなく、灯油の値段が2倍になり家計を直撃しているともいう。
もともと地球温暖化によって暖冬が続き、最近は雪害対策予算が削られてきたらしく、除雪・資金援助といった公的補助が不足している。

東北に限らず、北海道・北陸・山陰といった雪の多い地域の皆さん、がんばりましょう!

経営自己診断システムというこのツールおもしろい。山形県の方から教えていただいた。

WEBサイトにアクセスし、自社の財務データを入力するだけで、即時に財務状況と経営危険度を把握できるシステムだ。
もちろん社名等の特定情報は入力する必要がないので、安心して何度でもシミュレーションできたりする。

『経営自己診断システム』
http://k-sindan.smrj.go.jp/crd/servlet/diagnosis.CRD_0100