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独自の情報ソース

みんなとはちょっと違った情報ソースをもとう。
私もそうした情報ソースを持っているつもりだが、今日は、こんな話しをご存知だろうか、という小話をいくつかご披露したい。


中日ドラゴンズが優勝した翌年の株価は高い。説明のつかない法則のことをアノマリーというが、このケースはまさしくそうで、市場関係者はひっそりと注目している。
昨年(2004年)の前には、過去5回の優勝経験があるドラゴンズ。5回とも翌年の株価は上昇している。しかもその上昇率がお見事なのだ。

5回平均の単純上昇率は36.7%、一番大きな上昇を遂げたのは、82年と99年の44.4%というのがある。
過去において相場が騒ぐといわれる「酉年(とりどし)」にプラスしてドラゴンズ・アノマリー。果たして今年はどうなる。

情報源:週刊「エコノミスト」2004年12月21日号


ケッサクな、大前研一氏へのインタビュー記事

記者:年頭にあたり、勝ち組に入るための目標設定&達成のコツをぜひ教えていただきたい。
大前:それがもう負け組の発想だ。誰か答えを知っているヤツを連れてきて、ノウハウを頂戴しようというのが。
記者:ですが、自己流でやって間違えるより・・・。
大前:だから、それが負け組の思考パターンだっていうんだ。いいかい、世間で勝ち組といわれているヤツらは、間違えたらどうしようなんてことは考えない。まず動いてみて、そこから修正を繰り返し、自分なりの方法論をつくっていくんだ。自分の頭で考えないで、すぐに答えだけ聞こうとするのは、「少年ジャンプ」で育った今の30代、40代の悪しき特徴だぜ。
(以下略)

大前氏、大いに吠えるというインタビューで楽しかったです。

情報源:月刊誌「THE21」(PHP研究所)


中国経営、わが闘争・・日本人はなぜだまされやすいのか?

株式会社小島衣料の小島正憲氏による「中国ビジネス観」の小論文が雑誌に掲載された。1947年生まれの小島氏。14年前にはじめた中国ビジネスでいきなりだまされ、以後もだまされと裏切りの連続だったという。
彼らはだますことに後ろめたさがなく、だましきれなくなったら最後は逃げろとおしえる「三十六計」が中国人の教科書だという。日本でも「借りた金は返すな」とか「借金バンザイ!」などがもてはやされるような情けない現状もあるが、それでもまだまだだますことに後ろめたさを感じる人が多い。
従って、積極的に日本からもだませ、とは言わないが、だまされたらだまし返す力と気概をもってことに当たれとアドバイスする。

そうかなぁと私(武沢)は疑問に思った。私はそうは思わない。だまされるような力関係しか作れなかった当方の落ち度を充分認識すべきだと思う。だが、氏は中小企業家同友会上海倶楽部副代表でもあり、著作も多い論客ゆえに影響力大なのか。

情報源:「グローバル経営」2004年12月号


バーチャル広告できめ細かく情報配信

イチローやゴジラ松井が大活躍するメジャーリーグ放送を見ていて、「あれっ?」と思うことがある。それはバッターボックス後方に見えるバックネット下の広告看板だ。任天堂やトヨタなど日本企業の広告が日本語で大きく入っているではないか。日本からの視聴者が多いからこうなっているものだと思いこんでいたが、それは大間違い。
あれぞ、「バーチャル広告」なのだ。実際の球場には緑のフェンスがあるだけ。日本向けに衛星で流すときに広告画像を合成する。平面的な画像のみならず、動画や立体的な映像も合成可能。最近の録画機の多くがCM飛ばし機能があることから、本編映像に広告を載せることが可能になった意義はデカイ。しかも、今後は地域密着のローカル広告など、いっそうきめ細かなマーケティングにも応用できそうな技術である。

情報源:「商工ジャーナル」2004年12月号


最後に、情報には「へぇ~」で終わるようなうんちくネタもあれば、我社の経営のヒントになるような大切なものもある。情報の取捨選択が大切なわけだが、私には情報参謀がいる。今日ご紹介した情報は、実はすべて一冊の情報誌なのだ。あれもこれを目を通すわけにはいかない。私になりかわって、片っ端から経済誌を買い込み、読んでは捨て、読んでは捨て、残ったエキスだけを一冊にまとめて送ってくれるというサービスがあるのだ。それを月刊『経営予測エイジ』という。
創刊以来32年、クオリティの高さがいま、改めて見直されているようで、店売りも広告もしていないのに、最近になって再び読者が急増しているというのがおもしろい。

編集長の森さんが「がんばれ社長!」読者のために2月15日発売の最新号を50名限定で無料送付してくれるという。まだ購読していない人は取り寄せてみよう。

「経営予測エイジ」 http://www.yosoku.co.jp