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ウィークリー雑感

借入金依存度

借入金依存度が高くなる理由は二つあります。ひとつは文字通り借入金が増えたとき。あとひとつは、借入金は増えていなくても本業の利益が減ったときに、相対的な依存度が高くなります。借入金をキャッシュフローで返すと何年かかるかという統計値がありますが、これをみますと中小企業は、平成元年には、11年かかっていました。それが平成11年には、19年にまで伸びています。それに比べて中堅企業と大企業では、それぞれ10年、7年となっており、ずっと横ばいを続けています。つまりこの10年間は、中小企業だけが苦しくなっているのが一目瞭然でわかります。(中小企業白書2001年版より)

国の政策や銀行の対応のまずさが問題なのではなく、もともと低い利益率に慣れてきたツケが一気に表面化したと見るべきでしょう。危機感をもって企業体質改善をはかりましょう。
e的

eビジネス成功の鍵はまず情熱。サイトやマガジンに賭ける情熱を持続できるかどうかにかかっているでしょう。そして次のステップが、「e的」にもっていけるどうかではないでしょうか。「e的」とは、ネットならではのサービス形態を実現することです。例えば、ネット上で簡単に商品が検索できるとか、見積依頼のフォームで送信すれば24時間以内に見積書が送られるとかの機能です。
「まぐまぐ」と「メルマ」の大手二社が7月より有料メールマガジンの代金回収業務を始めます。これによって、メールマガジン作家として生計をたてる人たちも現れる見通しです。iモードの公式サイトと同じような考え方と仕組みでしょう。手数料は、4割も取られますが、課金のルールができたところは評価できます。しかし、有料にすれば確実に読者が減ります。半減では済まないかも知れません。それでも踏み切るかどうか、悩ましいところです。