ヨガ教室に通いはじめて今日でちょうど3ヶ月が経過した。最初のうちは全然出来なかったあのポーズができるようになる。息苦しくてつらかったこのポーズも余裕で出来るようになる。余分な脂肪がとれて、必要な筋肉が付き、運動能力が高まっているのがわかる。腹式呼吸のコツも分かりだしてくる。
「アッ、この感じかぁ」という気づきが毎回少しずつあり、楽しい。
これは何の能力でも当てはまる進歩のプロセスではないだろうか。これまた個人的な体験ながら・・・。
この1~2年、大勢の人前で話すことに対して過度な緊張をしなくなった。それ以前は、非凡会などのように比較的少人数で、しかも知人が多い場合でも緊張で声が上ずっていたことを思うと格段の進歩だ。
最近ではむしろ、適度な緊張を味わったり聴衆と私との間にある空気の変化を楽しめるようにすらなってきた。昨夜の講演でも、後半の話し慣れた所にさしかかると、
・会場全体が一つのかたまりに見えてくる(多分、聴衆が集中して聞いてくれているのだろう)
・自分の目線が下がってくる(高いところから見下ろしている感じだったのが、突如私まで座っているかのような視線の高さに思えてくる)
という変化があった。
もっと上手に伝える、もっと上手に教える、もっと上手に語るという向上心を失ってはならないなぁと思った。
「このことに関しては自分はこの程度でOK」と思ったところで人は止まる。
語学力もタッチタイピングも経営の知識も歩き方も、何でもかんでもが、気持ちをこめて努力していれば必ず上達する。