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ウィークリー雑感

どうする 三菱?

6月の新車販売台数が前年対比64.3%減の三菱自動車。リコール隠しによる信用失墜は米国にも飛び火しているようで、6月は45.7%減だったといいます。
ダイムラー・クライスラー社からの支援を取りつけるための隠し事だったのでしょうが、命を預ける乗り物の欠陥隠し。そのつけはあまりに大きく、この会社が世の中に存在していて良いのかが問われねばなりません。
財務面から企業を見れば、すでに瀕死状態にあるのがこのデータからもわかります。
http://profile.yahoo.co.jp/biz/consolidate/7211.html

この問題の大きさと深刻さは、三菱自動車単体の問題では片づけられなくなっています。三菱グループには、「金曜会」の存在があります。東京三菱銀行、三菱商事、三菱重工業、それに三菱自動車の4社で構成される三菱の中核会議ですが、この「金曜会」がメンツにかけて三菱自動車を守ろうとするでしょう。しかし、それが本当に意味と価値のあることなのかどうか、三菱グループとして問われるのではないでしょうか。
謝罪と資金支援策の発表だけでは済まないでしょう。


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ライブドア

アンタッチャブルな世界に一石投じた意味で拍手を送ります。何しろ小が大を飲むようで痛快じゃありませんか。しかし、この無名に近い会社と近畿日本鉄道とは、すでに時価総額において大差ありません。

今日の午後1時半時点の株価でみれば、
・ライブドア 6千3百億円
・近畿日本鉄道 6千9百億円
となっています。

でも私には、ライブドアの堀江社長は、本当に近鉄球団を買収するつもりはなかったように見受けました。プロ野球の球団をどうしても買いたいのなら、もっと必要な手順を踏んだはず。“俺たちでも買えるんだよ”、“買ってあげても良いよ”というようなニュアンスが“大人たち”オーナーを感情的にさせているように思えます。このドラマ、まだ続きがあるのでしょうか?

堀江社長は結構本気で、大坂ドームへ行くようですが・・・。

堀江社長のブログ http://blog.livedoor.jp/takapon_jp/ 


サイボウズをおすすめします

あなたの会社ではこんなことがありませんか?

・うちの会社の人事異動の噂を、なぜか、お客から初めて聞いた
・うちの他部門のプレスリリースを新聞で見て初めて知った
・新入社員の社長秘書のA君のほうが、部長の俺よりに社長の考えを熟知している

これらは、いずれも社内コミュニケーションの不備による情報格差が原因です。日産のゴーン改革に示されるように、大切なのは徹底した社内コミュニケーション。二人以上のチームで仕事をするときには、スケジュールや目標の共有など、「グループウエア」なるソフトを使いましょう。

『サイボウズ Office 6』は、今日からでもすぐに使えるグループウエアで、60日間の無料お試し期間がありますから安心です。

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社長夫人革新講座

中小企業では、社長夫人の占めるウエイトが高いもの。しかしながら、社長ほどには教育投資の予算や時間がまわってきませんね。
そんなときに頼りになるのが矢野千寿さんの「ガンバレ!社長夫人」。
社長夫人が潜在能力を開花させたとき、我社の未来も開花します。

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学ぶということ

自国の言語ですべての科目の教科書が揃っている国は少数だそうです。ましてや、自国語だけで複数の教科書があるとなると、世界広しといえど、数カ国ほどになると言います。
それだけ日本は学習環境が整っている、ということですが、それが英語マスターを遅らせている遠因との指摘もあります。諸刃の剣というやつですね。

学習環境が整うことは良いことなのでしょうか?

160年ほど前、25才の青年・勝海舟は、蘭和辞書「ズーフハルマ」の筆写を終えています。本当は買いたかったのですが、とても貧しかったので、持ち主をさがしだし、借りることに成功したのです。もちろん、丸写しするためです。一枚の用紙に横書きで30行、全部で3,000枚もの原稿を半年がかりで書き写したと言います。剣術の稽古着を着たまま机に向かい、眠くなると机につっぷして寝た、というエピソードが残っているほど、壮絶な半年間だったことでしょう。

当時、緒方洪庵の適塾ですら「ズーフハルマ」は一冊しかなく、塾生がまわしあって使った貴重な辞書。これを若くして手にした勝のアドバンテージは大きかったことでしょう。

実は、勝海舟という人。相当なしっかり者、がんばり者だったようで二冊も筆写しています。辞書の賃借料(10両)や、筆・墨代、生活費、父の療養費などに充てるため、一部を30両で売っているのです。

今では、あり得ない話となりました。