未分類

がんばれ社長の半期総括

●昨日の「がんばれ社長!」では、マニュアル経営というものを単純に否定してはならない。むしろ、マニュアルを整備することはとても大切なことである、というお話しをした。

●するとさっそく、「社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった」(こう書房刊)の作者・香取貴信さんから次のようなメールを頂戴した。

・・・私もマニュアルは大賛成です。なぜなら、この私自身が生きたマニュアルに育てられたからです。マニュアルが個性を奪うと考えてらっしゃる方が多いと思いますが、それはマニュアル自体の問題ではなく、大切なのは教え方だと思います。

東京ディズニーランド創立時の社長だった故高橋さんは、アメリカ式のやり方に難色を示した中途社員に向けて、オリジナリティーとは何かを「真似しきった時に、自然とにじみ出てくるものが、本当のオリジナリティーなんだ」と言い切って、それを理解できないのであればお互いに不幸になるからと、多くの中途社員に転職いただいたと私の上司も言ってました。

例えば、マニュアルには「挨拶はこんにちは!!」です。と書かれていたとします。このままトレーナーが、マニュアルだけを教えると、確かに個性は失われてしまうかも知れません。

しかし、東京ディズニーランドでは、なぜ挨拶が「こんにちは」でなければならないのかを、教えてくれます。それは、コミュニケーションを大事にしたいから、「いらっしゃいませ」ではなく、「こんにちは」なんだと・・・。

この「なんで」をトレーナーと一緒に答えが出るまで考させてくれるからこそ、そこに個性が芽生え、自分だったらどんな「こんにちは」を言えば、お客さんが返してくれるのだろうと考えるようになります。

そしてこれが個性につながり、やがて感動を呼ぶサービスを実現できるのだと思います。ちょっと長くなりましたが、武沢さんの考えに私は賛成します。

(株)SHUU研究所 事業推進室 香取 貴信
 URL http://www.shuu.co.jp/
・・・

マニュアルは使い方次第で、最強の教育テキストにもなれば、画一人間を作りだすツールにもなり下がるということ。使い方に知恵を絞ろう。
————————————————————

●さて、今年も6ヶ月が経過した。上半期を総括して何がうまくいったか、何がうまくいかなかったかを紙に書き出してみよう。例えば私の場合、このような感じになる。

●A.何がうまくいったか

1.画像日記を始めた。半年間ほぼ継続してきた。
2.2回の渡米 2月と6月の渡米した。ロス、シスコ、ラスベガスにキーマンとなる人脈を作ることができた。
3.米国からのメルマガ配信に成功した。
4.2冊目の本を書き上げた。前作以上に売れる本になったはず。
5.3冊目以降の執筆オファーを複数頂戴している。
6.1,600名を超える読者アンケート協力を得て、貴重なデータとなった。
7.京都と東北に非凡会が立ち上がった。下半期には岡山、石川、会津若松が立ち上がる気配。沖縄、長州とあわせて7非凡会となる。
8.メルマガ広告部門の売上げが毎月新記録を更新し、年内にも月300万体制を実現できそう。
9.サイトリニューアル90%完成。7月下旬オープン予定。
10.社名を「有限会社がんばれ社長」に変更した。
11.健康診断でおおむね異常なし。
12.「がんばれ社長!」のおかげで素晴らしい出会いがあった。

●B.何がうまくいかなかったか

1.読書時間、読書量が減った。(購入量は倍増しているのに)
2.メルマガ配信時刻が昼~午後のまま。目標の午前9時配信未達成。
3.複数の新部門立ち上げ計画がいずれも未着手のまま。
4.酒量と体重が減っていない。
5.メール返信が滞りっぱなし。
6.起床時刻が5~6時になっている。1~2時間早めたい。

●C.下半期で何を達成したいか

1.サイトリニューアル後、年内には毎日1,000アクセス、10,000PVサ
  イトにする。
2.広告部門の月商を300万にする。
3.本を1冊出す。
4.α部門とβ部門を立ち上げ、所期の目標を達成する。
5.体重6キロ、体脂肪3%落とす
6.本を月間12冊読む
7.中国視察ツアー、ラスベガス視察ツアーを組み、成功させる

●D.私は目標を手に入れるために何を変えなければならないか

1.朝と夜の生活習慣革命

大好きなワインと夜のおつき合いを代償に捧げます。
  
夜10時に眠り朝4時に起きる。1時間かけて徒歩出社し、朝から汗を流す。大好きなワインは週末のみ許可し、就寝前は読書する。原則として夜9時以降は飲まないし、食べない。
  
2.読書革命

私にとって読書によって得られる「知的興奮状態」は、命の次に大切なもの。読書はすきま時間にするものではなく、優先順位の高い“仕事”そのもの。毎朝の作戦タイムと移動時間のすべてを読書にあてる。

3.メール返信革命
  
返信すべきメールは、読んだ瞬間に返信することを義務づける。そうしなかったメールは永久に返信できないのでこのルールを厳守する。

4.仕事の組織化、システム化

私個人の人力に依存している状態では上記目標の実現は心もとない。幸い優秀なスタッフに恵まれているが、尚いっそう仕事を組織的・システム的にやれるようにする。
  
  
●あなたにも上半期の総括をおすすめしたい。同じように部下にもそれをすすめ、ともに共有しあってはどうだろうか。