■縁談にお茶
ある地方の経営者とランチに出かけました。和風定食を食べ終えて、お茶を飲んでいたら、その方はこう言いました。
「お茶といえばですね、僕のふるさと(青森)では、縁談や商談のときにはお茶を出さないというしきたりがあります。茶化す、お茶を濁す、ということにつながるのを嫌うからです」
おもしろいと思ったので、他にどんな言い伝えがあったか聞いてみました。
・足がしびれたら額につばをつける
・入院するとき時計を持参すると長びく
・忌中の一年間は屋根の修理をしない
・足袋をはいたまま寝ると頭がわるくなる
地方ごとにこうした言い伝え、言い習わし、というものがあるようです。全国共通の言い習わしもあります。たとえば、「新しい靴を家のなかで履いてそのまま玄関を降りない」、「へそのゴマをとるとお腹がいたくなる」、「夜、爪を切ると親の死に目にあえない」……etc.
子供のころは無条件にそれを信じていましたが、どうしてそう言われるようになったのか、ネットにはちゃんと理由が書いてあります。気になる方はお調べください。調べ方は、その言い習わしを文字入力して検索ボタンを押すだけです。
■名古屋の観光地
昨日は観光地の人気ランキングについて書きました。自分で原稿を書きながらふと、「名古屋の観光地ってどこが有名なのだろう」と思いネットで調べてみました。名古屋城、熱田神宮、名古屋港水族館、東山動植物園、名古屋市科学館とプラネタリウム、徳川美術館、明治村(犬山)、犬山城(犬山)、岡崎城(岡崎)、金華山・岐阜城(岐阜)、長島温泉とスパーランド(三重県)、伊勢神宮(三重県)、もう少し足を伸ばせば下呂温泉や飛騨高山、関ヶ原古戦場跡なども名古屋から日帰り可能な観光スポットです。ディープなところでは、能楽堂、トヨタテクノミュージアム、トヨタ博物館、ノリタケの森なども見どころ一杯です。結構あるもんだ、と思っていたらなんと昨夜、名古屋駅前で声をかけられたのです。「この辺の方ですか?」「はい、そうですが」の後はこんな内容でした。
「群馬から今日名古屋に着いたばかりなのですが、2~3日名古屋に滞在します。名古屋の見所ってどのあたりですか?」というのです。信長が好きなので金華山ロープウエイで岐阜城に行くことだけが決まっているそうで、それ以外はまったく白紙とのことでした。つい最近定年退職して、北関東から名古屋まで約 500キロの車旅だそうです。人品卑しからぬナイスミドルでした。幸い、私は上記の内容を即答できました。私もやがて、聞かれてもいないのに「○○屋の××は食べましたか?」「熱田神宮の信長塀は必見ですよ」などとお節介な提案をし、会話が長びき、結局、青信号を10回はやり過ごしたはずです。
■都市別オリンピック開催数
近代オリンピックの歴史のなかで夏季五輪を複数回開催した都市はいくつあるのか調べてみました。
1位:ロンドン(イギリス)…3回(1908年、1948年、2012年)
2位:アテネ(ギリシャ)…2回(1896年、2004年)
2位:パリ(フランス)…2回(1900年、1924年)
2位:ロサンゼルス(アメリカ)…2回(1932年 1984年)
7年後に東京がこれに加わることになります。
冬季五輪の開催数は次の通りです。
1位:レークプラシッド(アメリカ)…2回(1932年、1980年)
2位:インスブルック(オーストリア)…2回(1964年、1976年)
2位:サンモリッツ(スイス)…2回(1928年、1948年)
国別の開催数では、7年後に日本がイギリスを抜いて 3位に入ります。
★世界ランキング統計局
→ http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-214.html
大したものです。