■長女夫妻帰国
3年半ぶりに長女(26)夫妻が一時帰国した。夫のトレバン(26)はゲームプログラマーで、昨年マイクロソフトからバルブ社に移籍した。二人の住まいはシアトルで、成田を経由して名古屋に到着。Door to Door で 24時間ちかい長旅だったようで、長女はカツカレーを食べたらすぐに布団に入っていった。トレバンの方は気を使ってくれて必死に眠気をこらえながら何だかんだと話をしてくれた。「今回は日本でなにをしたい?」と聞くと、「こうしてファミリーに会っていたい」という。あいかわらずいいやつだ。ふだんなら、夕食が済めばすぐに自分の部屋に行ってしまう長男と次男も、トレバンたちが来たときはずっとそばに居てくれる。ゲームやスポーツ、日本のテレビ番組など、共通の話題も多いから会話が途切れることがほとんどない。「おとうさん、”専門学校”って英語でなんていうの?」「”久しぶり”は英語でどういうの?」などとその都度私に聞くので、iPhone アプリを入れろ、とふたりに教えたのが『語語ナビ』(英和・和英辞書)と『Real 英会話』(カテゴリー別英会話フレーズ集)。トレバンは、ジムの筋トレと 20時以降の飲食禁止だけで 22キロの減量に成功したそうで、3年前に比べてグッと精悍さを増していた。
今回も、いろんな楽しい思い出をつくってあげられれば。
■ある「個別面談」
店長から部門主任に降格された A 君(32)をフォローするため個別面談が行われた。成績不振の責任を問う人事であるが、それよりも長期間にわたって未達成でありながら無策を続けてきたことが社長の我慢の限界を超えた。A君は会社がもっとも苦しかった 10年前に入社し、社長夫妻を支えてくれた貴重な人材だ。それだからこそ、我慢に我慢をかさねたのだが期待したほど成長してくれていない。
社長:今回の人事をきみはどう思ってるんだい?
元店長:…… この成績では……それも当然かと。(身体は大きいが覇気がない)
社長:降格理由になった「成績不振」についてだが、その原因をどのうに分析してるの?
元店長:○○分野の商材が一律に値上げしたため原価率が上がったことと、それに応じたこちら側の仕入れ対処が遅れたことです。
社長:今月から△△部門の主任ということだが、目標達成のためにはどんな手立てが必要だと思ってるの?
元店長:正直、これだけ主力食材が値上がりしてくると粗利益率の目標達成は厳しいかと。
社長:粗利益率でなく粗利益額で達成してもいいんだよ。
元店長:それは分かってるのですが、現状では売上も前年を割っていますから、粗利益額の達成も簡単ではないと。
社長:だったらどうするの?
元店長:……現状の私にはこれといった策が思いつきません。
社長:ということは店長はおろか、部門主任の仕事にも責任がもてないということ?
元店長:(目が真っ赤)……
社長:A 君ね、今日はあなたを追いつめるための面談じゃないんだ。感謝と激励をしたかったんだ。君はオレが一番苦しいときに助けてくれたじゃないか。今でもあのときのことを忘れないし、一生忘れないぐらいあなたに感謝している。あれから会社も大きくなって店も増えた。社員も増えた。できれば創業のメンバーのあなたにもう一度店長に返り咲いてほしいし、もっと上の役職もやってほしい。だから今回のくやしさをバネにしてもらいたいと思っているんだ。もう一度、部門主任として、あの時みたいに店と会社を助けてくれよ。
元店長:(天井を見上げた。涙が頬からこぼれ落ちた)……
社長:「社長、百倍返ししてみせます」ぐらいのことを言ってくれよ。
元店長:……、言いたいのはヤマヤマなのですが…。
社長:もし方法が分からないのならオレに相談に来い。毎月の幹部会議でも「困っています。お知恵をください」と他の幹部の前で訴えろよ。お前のそうした覚悟や意気込みをみせてほしんだ。すました顔で平気で未達成を続けていてはならんのだよ。ガムシャラなあなたの姿をみせてくれないか。
(後略)(実話)
■EPSON プリンター EP-976A3
私のオフィスにはレーザープリンターとインクジェットがあります。レーザーの方は 10年以上現役で働いていますが、インクジェットが先日寿命を迎えました。それでも 6年ぐらいは働いてくれたはずです。そこで、オフィスに EPSONの新しいインクジェットプリンターがやってきました。EP-976A3といいます。→ http://www.epson.jp/products/colorio/ep976a3/
A3プリントにも対応しているので、フリップをつくってセミナーなどで紙芝居のようにして使おうかと思っています。
■10月下旬 セミナー開催予定(東京)
10月30日(水)の夜、まったく新しいセミナーをやります。
今回は経営者だけでなく、経営者を対象にビジネスをされている方
に向けたものになる予定です。
興味のある方は予定をあけておいてください。正式アナウンスは来
週にでも行う予定です。
■中国地方はなぜ「中国」
律令制度に定められた行政区画で、朝廷(京)の近くの国々を「近国」(きんごく)とよんでいた。具体的には、伊賀・伊勢・志摩・尾張・三河・丹波・因幡・備前・阿波・紀伊・讚岐・近江・美濃・若狭・但馬・播磨・淡路の 17か国。遠くはなれた国々を「遠国」(おんごく)と言った。具体的には、関東・越後以北、石見・安芸以西、四国の伊予・土佐、および九州の諸国である。「近国」と「遠国」の中間に位置するのが「中国」で、それが今日の山陽・山陰地方にあたることから「中国地方」といわれるようになった。
(※ザ・トイレカレンダーなどより)
今日はここまで。良い週末をお過ごしください。