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eリスク保険

ネット社会ならではの金融商品「eリスク保険」というものがある。

ウィルスやハッカーなどが猛威をふるっているが、私のところにも毎日10通以上のウイルスメールが届く。
まが被害にはあっていないが、いつ被害者・加害者になるかはわからない。
こうしたウイルス・ハッカーなどの被害に対して保障がつくという保険が「eリスク保険」だ。

保険会社としても文字通りリスクがある保険なのか、宣伝活動に力が入っているとは言えないようだ。

私の会社では、いち早くこの「eリスク保険」に加入し、ネット社会に関する様々なリスクに対応している。

具体的には、

・データの修復、再作成費用
・営業継続費用(売上の減少を防止するために出費した費用)
・再発防止費用
・事故原因究明費用
・迷惑をかけた第三者に賠償金を請求された場合の損害賠償費用・訴訟費用
・謝罪のための広告宣伝費用

などを保障している。

これによって、いざという時には、コストを気にすることなく、ベストの対応をすることができるのだ。

業種や売上高によって保険料は異なるようだが、私の場合は、1億円までの損害賠償を補償してくれるタイプで年額約6万円の保険料だった。万が一の時に想定される数百万円~数千万円の支出が保険でまかなわれるということは、この上ない安心感をもたらしてくれる。

▽ eリスク保険
http://www.kfp-honbu.com/e-risk/

上記サイトで、業種別の詳細なパンフレットをダウンロードできる。
(PDFファイル形式)。自社の抱えるリスクを検証するたいへん良い資料となるはずだ。

取り扱っているのは、東京海上が開発した「e-クリック」「e-RiskSolution」という保険商品。特に「e-RiskSolution」は、ネット関連事業者向けに設計された商品で「ネット販売事業者」「メディアコンテンツプロバイダ」「インターネットサービスプロバイダ」など、9つに細分化され、それぞれのニーズに対応するよう組み立てられている。

サイトに設置してあるフォームから、無料で保険料の見積りをしてくれるサービスもある。リスク評価シートを記入(この内容によって保険料が割引される)していくことによって、自社のリスク対策状況を見直すこともできる。

これを機会に、あなたの会社のリスク対策コストがどのくらいなのか把握し、「即座にベストの対応ができる準備体制の確立」について考えてみてはいかがだろうか。