●知らなくてもいいことをたくさん知っていても意味がない。昨日
ある人がZoomミーティングで「指名手配者が50年逃げ続けて
ンで亡くなった」といった話を数分ほどされていた。
●たしかに興味深くはあるが、世間話の多くはたいてい無駄である
私は事件や事故のニュースは遮断するようにしてきた。見ないし、
まないし、聞かない。テレビでそうしたニュースが始まるとミュー
するほどに徹底している。
●ただ、事件・事故の話題でも会社経営やビジネス、投資に影響を
ぼしそうな問題なら興味をもつ。
たとえば、ジャニーズ問題でも宝塚問題でも松本人志事件でも企業
コンプライアンスという点で興味があるので自分なりにニュースを
いかけている。
●知らなくてよいものを遮断する一方で、知るべきものを知るため
は時間もお金も惜しまない。
最近も「武沢さんのニュースソースは何ですか?」と聞かれた。突
の質問だったので「特別なことはしてませんよ。本とネットの情報
大半です」とお答えしたのだが、質問者は納得していない表情だっ
●その後、あらためて自分自身のニュースソースを棚卸ししてみた
「特別なことはしていない」というのは誤りであることがわかった
かなりいろいろやっている。以下、それをご紹介したい。
●<武沢のニュースソース> 有料情報の値段はすべて税込み。
1.Googleアラート(無料)
https://www.google.co.jp/alert
私の登録ワードは「霞ヶ関キャピタル」「Amazon」といった
対象の企業名から、特定の製品・サービス名、人物名、「市場規
模」、「上場来高値」「上方修正」「下方修正」「年初来高値」
といった投資関連、「経営計画」「経営理念」といったコンサル
ティングがらみなど合計45のことばをアラート登録している。
一時、100を超えたことがあるがチェックが追いつかず、最大5
と決めている。
このアラート情報から派生してWebに飛んで詳しく調べることが
い。
2.日本経済新聞電子版(月額5,500円)
朝刊と夕刊をタブレットで毎日読んでいる。キーワードを登録し
ておくと該当記事がハイライト表示されるので、大切な記事を見
逃すことがなくなった。時間がないときはハイライト記事だけを
拾い読みしている。
3.日経ヴェリタス(45,800円/2年、1,908円/月)
投資をする上で必要な最新情報がここにつまっている。
4.日経ビジネス(53,900円/3年、360円/冊)
〃 電子版(月額2,500円)
すごく勉強になる。真山仁の連載小説も欠かさず読んでいるが、
知らなかった業界の内部事情もわかってありがたい。
5.日経トップリーダー(40,700円/3年、1,130円/
中堅・中小の現場のニオイがプンプンして気に入っている。日経
ビジネスとあわせて、日本の今と今後向かう方向がわかる。
6.日経CNBC(月額1,650円)
日経が手がけるオンラインの経済ニュースサイト。
経済統計の速報や、日銀総裁やFRB議長の会見中継など速報的な
のから「トップに聞く」といった企画ものまで経済・経営・投資
に興味がある人ならはずせない。
個人的には明日(1/31)午前9時45分からの霞ヶ関キャピタ
本社長の「トップに聞く」出演に注目している。
と、ここまでで半分。
こうしてみると、日経さんには相当お世話になっているし、売上貢
しているのもわかる。
残りの半分については、あすご紹介したい。