時事ネタ

Netflixがついに視聴データを公開

●今年7月から11月まで続いたハリウッド全米映画俳優組合のストライキ。俳優や脚本家側と、スタジオ・配信会社側が新たな契約条件で合意し、ようやく通常の活動に戻った。
オスカー狙いの話題作や、感謝祭・クリスマス休暇に向けた大作が控えていただけに、このタイミングでの合意は関係者やファンを安堵させた。

●それにともなってネットフリックスは、今後半年ごとに視聴データを公開すると発表。これまで詳細なデータは非公開だったが、視聴データに基づいて報酬還元するため、公表に踏み切ることにした。

●このレポートは私たちもみることができる。
ネットフリックスの全視聴の99%を占める1万8000以上の作品が調査対象になっている。

●直近の6ヶ月間で5万時間以上見られた作品がリスト化されており、今年上半期は、視聴の55%はネットフリックスのオリジナル作品であることが判明した。
最も視聴された作品は「ナイト・エージェント」。世界で8億1210万時間見られた。個人的にはノーマークの作品だったので、これを機会に一度見てみようと思う。

●非英語作品は全視聴の30%。韓国ドラマや日本作品が人気を集めていることがわかる。視聴者にとってだけでなく、クリエイターにとっても生の視聴データは興味深いはずで、今後の映画やドラマ作りにも影響を与えそうだ。

さっそく13日にアップされたばかりの視聴データはこちらからダウンロードできるので、興味のある方はどうぞ。
記事後半の「here」(こちら)をクリックすると、Excelファイルがダウンロードされる。

★Netflix エンゲージメントレポート
→ https://about.netflix.com/en/news/what-we-watched-a-netflix-engagement-report