時事ネタ

来年110周年の宝塚歌劇団になにが・・・

●劇団員の急死で宝塚歌劇団が揺れている。たくさんのファンが心を痛めているだろう。
事件発覚当初はネットの批判に対して宝塚側も強気だった。
「事実無根。風説の流布には断固戦う」といったメッセージを発信していたが、
第三者による事故調査が進むにつれて強気ぶりがトーンダウンした。

●最近は「変えるべきものは適切に変えていく」といったメッセージに変更されている。
この問題は長年にわたって上下関係によるいじめが行われ、若い劇団員の勤務はきわめて
過酷だったことが問題視されている。

●それにしても今年はジャニーズ問題、歌舞伎界、宝塚とエンタメ受難の年となった。
いや、今年に限ったことではなく以前は吉本興業や相撲界なども闇が多いと指摘された。

●いずれの場合にも共通していることは、歴史が長い業界であるという点。
歴史が長いということは良くいえば「伝統がある」といえる
悪くいえば長年の慣習や慣行が続いているということだ。
「あの先輩もこの先輩もこの試練をくぐり抜けて立派になったのよ」といわれると
言い返すことができない。「こんなことで弱音を吐く私が悪い」と自分を責めるしかない。

●長年の慣行のなかに今の時代にはそぐわなくなったものが含まれている。
義務教育の方針や、教育の中味も昭和と平成では大きく異なっている。
にもかかわらず昭和の仕事ぶりを要求していてはついていけない人が出て当然だ。

●ジャニーズ問題同様、宝塚問題も企業のコンプライアンスが問われている。
この問題をおざなりにしていると、組織の存続にもかかわりかねない。
宝塚が今後、どのように生まれ変わるのか推移を見守っていきたい。