顧客創造、マーケティング

SNSで干しシイタケをバズらせた宮崎県

●「きのこ」といえばあなたはとっさに何県を思い出しますか?

私は晩秋にいただいた具だくさんの「きのこ鍋」が忘れられないので、青森県を
思い出します。
しかしきのこ類全般の生産量ランキング上位10傑に青森の名はありません。
1位長野、2位新潟、3位福岡、4位北海道、以下、宮崎、大分、静岡、長崎、山形、徳島と続きます。

●これが「生シイタケ」の生産量となると顔ぶれが変わってきます
1位徳島、次いで北海道、岩手、群馬、秋田、栃木、宮崎、福島、長崎、長野という順番になります。

●次に「干しシイタケ」となると、日本中のシェアの7割近くが九州になります。
1位大分、2位宮崎、3位熊本です。

●ところがここにきて、干しシイタケ業界に大異変が起きており、ランキングも大きな
変動がありそうです。
アメリカで火がつき、欧州にも広がり、ドバイの富裕層にも広がっ
宮崎産の「干しシイタケ」&「シイタケパウダー」が大ヒットしていることを
ご存知でしたか?

●ヒットの理由はアイスクリームにシイタケパウダーをかけて試食したアメリカ人が
「キノコの味がまったくしない。むしろ奥深いうま味が感じられる」と絶賛したのが
きっかけでした。

●仕掛け人は宮崎県高千穂町の椎茸問屋「杉本商店」。
地域で採れる原木栽培のシイタケのマーケティングに「奥深いうま味を引き出すシイタケパウダー」とアピール。料理やスイーツに使用することを提案し、YouTubeやSNSで拡散していったのです
その結果、2020年に開発した「シイタケパウダー」の売上が、わずか3年で50倍になったというのです。

●ドイツの食品展示会では、従来のビーガン食にはなかった「うまみ」を訴求。
ビーガンフレンドリー食品として売り出すことにも成功したのです。
さらには、原木栽培のシイタケを「環境にやさしい究極のサステナブル食品」と強調した
のもヒットを後押ししました。

●決め手となったのは、ユーザーがレシピ投稿できるようにしたこと。
ユーザーが投稿するレシピが爆増し、それが拡散したことで大ヒットにつながった
わけです。

マーケティングのやり方次第で、昔からある製品も突如売れ始めるとという良い手本では
ないでしょか。

★宮崎産「干しシイタケ」(Amazon内特集ページ)
 https://www.amazon.com/stores/page/6FC483F5-D97D-4F1D-8A9E-D934C56E4E04?ingress=3

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