ウィークリー雑感

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バフェットの愚行、武沢の愚行

間もなく93歳になるウォーレン・バフェットさん。史上最も成功を収めた投資家の
1人で、個人資産は軽く10兆円を超える。
注目すべきはその9割が65歳以降に増やしたものであること。つまり、バフェットさん並に長生きし、安定期な投資リターンを継続することでかなり多くの資産がつくれることを彼が実証してくれているわけだ。

そんなバフェットさんも若いころ、ネブラスカ州オマハで自宅を買った。
買い値は3万1500ドルだった。
氏はのちにこれを「バフェットの愚行」と呼ぶ。複利で運用すればすぐに100万ドルになるお金をみすみす住み家に投じてしまったことを「愚行」と悔いているバフェットさん。

充分満足できる財産ができたあとなら何を買おうが自由だ。だが満足していない段階で
散財してしまうことは氏の経済原則に則っていない。

そこで私も「武沢の愚行」を考えてみた。

一昨年からテレワークで仕事をするようになり、外出することはもちろん、人と面会する
ことも減った。だからオフィスは不要と判断し、自宅の一室をオフィスにしているわけだ。

27年間、名古屋市内の一等地(中区丸の内)にオフィスを借りてきた。
家賃は15万円。2007年からの4年間は東京の西新橋にもオフィスがあり、
その家賃は21万円。
27年間の支払い総家賃は6,200万円にも及ぶ。
この段階で「せめて半分でも残しておけば・・・」といった後悔がうまれる。

話はそれで終わらない。

その家賃を株式投資に振り向けていたらどうなっていたかを計算してみることにした。
私は二十歳のころから株式投資をしてきた。西暦でいえば1974年になる。
その翌年、マイクロソフトがアルバカーキで開業した。1980年にパソコンを買った私は、パソコンを起動するたびに「Microsoft」のロゴが表示されるのをみて、同社の株を日本で買えないか証券会社に相談したことがある。当時は書類手続きがとても面倒くさくて、
証券会社もやりたくなさそうだったので買わなかったが、コツコツ買っていたら天文学的な資産になっていただろう。

話をもどす。
1994年のコンサル開業時から支払ってきた家賃をMicrosoft株に全額投資したと仮定する。
3年後の1997年5月にはAmazonが米国市場に上場したのも知っていたので、その月に投資資産をそちらにすべて振り替え、家賃投資を継続する。その結果、現在いくらの資産ができているかを計算してみた。

皮膚感覚では、少なめにみて5億円、多めに見積もって20億円程度かなと思ってた。
だが、「バフェットの愚行」もまっさおの「武沢の愚行」が証明された。
私の想定の10倍以上あった。

なんと大家さんに振り込むそのお金を証券会社に替えていただけで
私は現在、180億円の財産を保有してのだ。ピークには260億円あった。

実際に、私は2016年から「アマゾン貯株」を継続している。当時、アマゾン以外に候補に残ったのは、アップル、エヌビディア、テスラだった。総合的に判断して私はアマゾンにした。そのことを後悔していない。だが、現時点の成果で比較するとテスラ投資が正解だった。

そこで先ほどの投資シミュレーションをテスラに変更して計算してみたところ私が
本日現在保有している財産は1,626億円になった
ピークには2,260億円あった。

その話を家内にしてみた。彼女は心なしか肩を落とし、うつむきながら私の話を聞いていた。話が終わるとため息をついた。
がっかりしている家内とはちがい、私は愉快な気分だった。だってそうだろう。

これから27年長生きすれば100億や1,000億は作れることが分かったわけだから。
ただ、27年後は96歳になる。バフェットさんの今の年齢を超えるわけだ。
そのときにまだ愚行を重ねていたら次の27年後は123歳。
さすがにその年齢で資産があっても、つかいみちがない。
となると、今回が最終タームのつもりで投資にのぞむ必要がある。
もう愚行もヘマもやらかさない。いまのところアマゾン貯株は好調だ。
一昨年からは日本株も加えてリバランスした。今年の後半に向けて
銘柄の変更・追加も予定している。

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