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「ビジネス名言かるた」余話

「ビジネス名言かるた」余話

●先週新しいKindle書籍『ビジネス名言かるた』を出版したのだが、自分でも驚くほど売れていない。
その前の月に出した『ChatGPTをビジネス参謀にする方法』は驚くほど売れたのでそのコントラストに唖然としてしまう。平たくいうと、20分の1程度。というか、過去もっとも反応が薄い本になってしまった。

●「武沢信行が本を書いてメルマガで告知をした」
その事実は変わらない。なのに4月は100売れたのに、5月は5しか売れていない。同じ作者による同じKindle本。唯一違うのはテーマ、つまり本の内容だけ。

●労力に関していえば、「かるた」本の方が2倍近い労力がかかっている。ページ数も文字数も多い。にもかかわらず成果が20分の1ということは、コスパでは40分の1ということになる。
労働生産性に40倍の開きが出るということは、いかに企画段階で勝負が決まるかということ。

●それでも救われるのは私の場合、ダメージが軽微なこと。ひとりの人間がゴールデンウィークを台無しになるくらいの損害だから、大したことはないが、多人数が膨大な時間をムダにしていたら会社は一気に、あるいは徐々に、傾いていく。

●今回は幸いにも、よく売れる本を出したあとに売れない本を出した。
だから、上手にやれば売れることが判っている。今回売れなかったのは自分が悪かったと素直に思えることが幸運だ。

●もし売れる本を先に出していなかったら、自分の企画が悪いのではなくKindleを悪者にしたり、読者を「わかってない」などと悪く言っていたかもしれない。

<教訓>
市場は正直。良くも悪くもストレートに興味の有無を教えてくれる
市場はありがたい。お願いしていないのに紹介してくれる。
市場は敏感だ。少ない告知で大きな反応を返してくれる。

反応がないのは告知が悪いからでも告知が下手だからでもない。要らないものをつくっているからだ。欲しくもないことに力を入れているからだ。

●学習して次に活かせば失敗も成功の一部。気を取りなおして次に行こうと思っている。

★Kindle版「ビジネス名言かるた」
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