ChatGPTでWish-Listを作るとすごいことになる

●「武沢さん、助けてください。Wish-Listが200個書けません」と泣きの電話が入った。10年以上前のことである。
社長向けのシリーズ講座を名古屋でリアル開催していたとき、「Wish-List200個」を次回までの宿題にしていた。
「やってこなった人は次回の受講はできません」という私のジョークを真に受けたようだ。

●「どんなにがんばっても80個くらいしかWishが出て来ない」という。
そこで私がもっていた300個の社長Wish-List事例をメールで進呈したところ、彼はきっちり200個つくってきたわけだ。

●10年ひと昔というが、今はAIの時代。私に泣きの電話を入れなくてもよくなった。ChatGPTに

「私のWish-Listを200個つくって」

と入力すれば、あっという間に望む結果が手に入る。

●ただ、ChatGPTの機嫌がわるいときは断られる。Wish-Listは個人的な作業なので自分で考えなさい、と言われてしまうのだ。
しかしそれで諦めるのは早い。200個はムリでも100個ならやってくれるのだ。

●100個のWishを入手したあとに、「つづき」と入力すれば結果的に何百でも何千でも教えてくれるのだ。
実際、私もChatGPTにWish-Listを200個つくってもらった。
「プロンプトエンジニアになる」とか「トレッキングを楽しむ」といった新鮮なアイデアもたくさん得られたが、「フリーターを辞める」というのもあった。どうやらChatGPTは私をフリーターと認識しているのかもしれない。

●時には旅行ネタ、グルメネタだけのWish-Listをつくってもらうこともできる。
たとえばChatGPTに「私は国内旅行が大好きです。そんな私のためにWish-Listを100個つくって」と入れてみよう。国内旅行の候補地100個をリストアップしてくれる。

●96番目に「中部岐阜県の飛騨市内を散策する」というのがあったとしよう。
今度は「96?」と入力することで、次のように飛騨の魅力を解説してくれるのだ。

・・・
大自然に囲まれた飛騨地方は、古い町並みや歴史的建造物が残る観光地としても有名です。飛騨市内を散策して、伝統工芸品や地元グルメなどを楽しんでみるのもいいでしょう。また、近くには新穂高ロープウェイや飛騨高山などの観光スポットもあるため、一日中楽しむことができます。
・・・

●つまりChatGPTは一般的な人生Wish-Listを代筆してくれるばかりか、用途限定のWish-Listもつくってくれる。さらに、特定の項目については「番号？」で補足解説してくれるのだ。なんとも頼もしい相談相手なのだろう。

明日は社長用のWish-Listについてお話しする予定。ChatGPTのアカウントをまだお持ちでない方は今日中にご用意願いたい。1～2分で利用できるようになる。しかも無料だ。

●ChatGPTの基本的な利用法については
『ChatGPTをビジネス参謀にする方法』（税込み550円、KindleUnlimited会員は無料）をご覧いただきたい。

おかげさまで想定以上によく売れています。

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