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Kindle出版を再開します

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■順調な出足 2023株式市場!?
2023年も、早くも2ヶ月経過しました。そこで、経済の先行指標と言われる株式市場の動向を確認してみました。世界的にみて、順調な出足となったわけですが、このまま上昇相場に向かうとは思えません。

Kindle出版を再開します

●1月23日の「日経MJ」によれば2022年度の電子書籍市場は、前年比10%増の6,076億円になる見通しだそうだ。
4年後の2026年には8,000億円に増加するという。紙での出版が落ち込むなか、電子書籍は堅調さをキープしているわけだ。

●専用アプリもたくさん出ていることから、スマホやタブレットで電子書籍を読む人が多い。だがここにきて「第三の存在」、電子書籍専用端末が存在感を高めている。
その代表がアマゾンの電子書籍端末「Kindle」シリーズだ。

●昨年末にはKindleシリーズの最高峰ともいうべきKindle Scribeが発売になり、私も今月になって入手した。あまりに使い勝手がよく、Kindle Scribeセミナーまで開いたわけだが、80歳になられたばかりの女性読者がこんなメールをくださった。

「電子製品は疎いので解らないのですが、キンドルは本を読むために使うのですよね?なのにメモが書けるというのが興味あるのですが、今更私に必要があるのかどうか、セミナーの内容が理解が出来るかなど、武沢さんはどう思われますか?」

●本を読もうというお気持ちがあるのなら、紙の本よりKindleで読む電子書籍のほうが目に優しいと私は思う。なぜなら、活字のサイズを自由に設定できるからだ。雑誌や写真集など一部の本は活字変更ができないが一般的な本なら可能だ。しかもiPadやスマホで読むとバックライト照明というディスプレイの奥側から光をあてるので目が疲れやすくなるが、Kindle端末ならフロントライトという間接照明なので、目が疲れにくい。そういう点において中高年こそKindleシリーズで本をお読みいただきたいと思っている。

●電子書籍の市場がふくらんでいることは私も実感している。
2014年に出した実話ベース小説「企業家列伝シリーズ」(四部作)がまた売れ始めているのだ。
なにしろ8年前に本を出し、それ以来まったく放置してきた。
メルマガで再度告知をはじめたのはつい最近のこと。一時は月額の印税が100円を切ったこともあるが、1年半前から数千円~1万円程度の金額が毎月振り込まれるようになった。
今月も本日時点で5千円を突破している。8年前のたった四冊の本が毎月印税を送り届けてくれているのだ。
2014年の発売当初でも数万円の印税だったことを思えば、8年間放置しておいてこの金額は悪くない。いや、すごいと思う。

●ちなみに、Kindle出版の印税は2種類ある。
ひとつは本が売れたとき。印税率が70%か35%のどちらかを作者が事前に選ぶことができる。70%を選ぶと他での販売ができないが、35%を選べばいろんなところで販売が可能だ。
私はKindle(つまりAmazon)以外では売るつもりがないので70%を選んでいる。
1冊650円の値段を付けているので、税金などを引かれて400円程度の手取になる。

●もうひとつの印税は、Kindle Unlimitedの利用者が無料購読したときに入るものだ。作者が0円販売に同意していれば、読者は無料で読むことができる。すごい技術なのだが、読者が1ページ読むごとに約0.5円の印税が作者に入る仕組みがあるのだ。仮に200ページの本を読みきってもらえば100円の印税が作者に入る計算だ。

●とっても小さい金額なので割に合わないと多くの人は考える。
だが、電子書籍利用者は二人に一人いる。就労者人口7,000万人の二人にひとり、つまり3,500万人が電子書籍を利用したことがあると回答しており、ヘビーユーザーは増加傾向にある。この巨大な市場に注目しない手はない。

●「がんばれ!社長」も間もなく再開するKindle出版。興味がある方とは一緒に歩んでいきたいと思っている。
経験知を蓄えてから「Kindle出版研究会」を立ち上げるかもしれない。

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