昨日から株式市場の区分が変更になった。
これまで「東証一部」「東証二部」「マザーズ」「ジャスダック」
- 「プライム」
- 「スタンダード」
- 「グロース」
の三市場に分けられたのだ。
株式市場にとっては歴史的な大改革と
東証(東京証券取引所)は渋沢栄一が中心となって1878年に
兜町に取引所を置いたことから
全盛期には神戸、京都、広島、新潟などにも株式市場ができたが
また大阪は江戸時代に世界初の先物市場とされる堂島米会所が生ま
五代友厚らが発起人となって兜町ができたのと同年に「北浜」に大
以来、東証と大証はライバル関係にあった。
東証が1999年に
しかし海外の株式市場が世界の投資マネーを呼び込むために市場
目標は「アジアで最も選ばれる市場」だった
だが、東証に一部と二部があり、マザーズもある。
大証にもジャス
これでは国内外の投資家が分かりにくいということか
目標は国内外から投資マネーを集めること。
バブル期にくらべて
さらには日本人投資家
このままでは東証の地盤沈下が止まらない。
5年前までは韓国や
香港の追い上げも急ピッチで日
一方、米国、中国との差は開く一方
東証は海外の投資家にもわかりやすい姿をめざしたが、緩和措置
当面の間は厳密さに欠け、矛盾も抱
市場は今後次の三つになる。
1.プライム市場
多くの機関投資家の投資対象になりうる規模の時価総額(流動性)を持ち、より高いガバナンス水準を備え、投資者との建設的な対話を中心に据えて持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場1839社でスタート。
従来の東証一部が2181社なので、84
2.スタンダード市場
公開された市場における投資対象として一定の時価総額(流動性)を持ち、上場企業としての基本的なガバナンス水準を備えつつ、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上にコミットする企業向けの市場。
1466社でスタート。
従来の東証二部が475社なので、一部か
要するに標準的な市場。
3.グロース市場
高い成長可能性を実現するための事業計画及びその進捗の適時・適切な開示が行われ一定の市場評価が得られる一方、事業実績の観点から相対的にリスクが高い企業向けの市場。
466社がこのグロースを選択している。
要するに一番ハードルが低い市場。
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