時事ネタ

アカデミーの椿事

★新発売!『会社四季報2022年春号最新4K企業&富裕層レポート』

  1. パワーポイントをつかった武沢音声解説付き動画
      -1.最新「会社四季報」4K企業レポート(約48分)
      -2.富裕層レポート(約26分)
      ・・・オンラインでご視聴いただけるほか、ダウンロード再生も可
  2. 資料(パワーポイントPDF60ページ+20ページ 合計80ページ)
  3. 4K企業Excelデータ
  4. あなたの富裕層化計画フォーマット(Excel)

★本日発売『会社四季報2022年春号最新4K企業&富裕層レポート』

<第一部:4K企業レポート主な内容>

  • 12ブロックで四季報ページを攻略しよう
  • 武沢が重点チェックしているのは四季報のここ
  • Buy Japan・・・企業業績は好調なのに株価は下がっている
  • 最新号の特色 
    メガトレンド・・・「DX」「脱炭素」「半導体」「EV」「化学」、そして・・・
    4K企業リスト入り回数最高は「エムスリー」9回連続13回目
    次いでレーザーテック、MonotaRO、オープンハウス、ユーザーローカル、PR TIMES、
    トリケミカル研究所、メドピア、ストライクなどと続く
  • 見ているだけで元気になれる27社の決算内容
    1.霞ヶ関キャピタル 2.SHIFT 3.セルソース 4.アイ・アールジャパンホールディングス 5.メドピア 6.ACSL(まだ赤字ながら) 7.ベイカレント・コンサルティング
    などなど27社

<第二部:富裕層レポート主な内容>

  • 日本の富裕層、アメリカの富裕層、人口比でどちらが多い?
  • 収入よりも大切なのは貯蓄率と運用率
  • 高収入の職業に富裕層が少ない理由
  • 収入/資産コンバージョンという考え方で資産をチェック
  • ゼロからスタートして10年で富裕層入りする貯株投資プログラ
  • 解説:あなたの「富裕層化計画」Excelファイル
  • 一代で無理なら親子、親子孫の二代、三代のファミリーファンド
  • 日米中 代表的な人気企業の過去15年間の株価実績を比べてみる
  • 貯株投資にふさわしい銘柄選びのポイント

今回も楽しみながらインスピレーションを得てください。
★新発売:2022 春号4K企業リスト&富裕層投資レポート

アカデミーの椿事

アカデミー賞授賞式では予期せぬトラブルがしばしば起きて話題になるが、今年は前代未聞の暴力事件が起きた。
妻の病気をジョークめいて揶揄されたことで夫のウィル・スミスが進行役のクリス・ロックを平手打ちする事件がおきた。

普段は温厚で人が良いと評判のウィルがどうしてあんなことをしてしまったのか。
ジョークめいているとはいえ、衆人の前での言葉の暴力は許されるべきではない。
ジョークネタにされてしまった妻を守る夫として取るべき態度はほかにもあったはずだ。
よりによって世界中の映画ファンが見守る中、突然壇上に進み出て無言のまま平手打ちを食らわせるとは言語道断である。

「男気!平手打ち」「グーでもおかしくなかったのに平手にしたのはウィルの優しさ」などと、加害者を擁護する声も多い。
だがそれはファン心理にすぎない。
冷静にみれば、ウィル・スミスは重い罰を受け、クリス・ロックは軽い罰を受けるべきだろう。

先輩俳優として尊敬しているデンゼル・ワシントンから助言を受けたことを告白したウィル。
「デンゼルからさっき言われました。『最高の瞬間に悪魔は囁く。その誘いに負けてはならない』と」
「私は愛を受け止める器でありたい。愛と配慮を伝える立場でありたい」と、自身の振る舞いについて謝罪した。
だが、暴力をふるった相手・クリスに対しては謝らなかった。

しかし一夜明けて冷静さを取りもどしたウィル。
自身のInstagramで「妻への発言は容認できない、弁解できないもの」としたうえで、「クリス、あなたに公式に謝罪したい。私が間違っていた」と綴った。
そして「アカデミー、授賞式のプロデューサー、すべての参加者、そして世界中で見ているすべての人に謝罪したい」と続け、自身が主演男優賞を受賞した映画「ドリームプラン」で演じた米テニス選手のウィリアムズ姉妹の父親とウィリアムズ一家らにも謝罪した。

私は平手打ちを受けたあとのクリス・ロックの態度を称えたい。
痛烈な平手打ちを受けてかなりの痛みと動揺があったはずなのに、笑顔を失わずに進行をつづけたプロ意識は見事だった。
暴力のあとも興奮おさまらぬ様子のウィル・スミスと好対照だった。

会場内にいたはずの大物俳優たちも出番を失った。
とっさのことで身体がかたまってしまったのだろうか。
こんなときこそステージにあがり、ウィルをたしなめ、叱り、クリスに警告を与えるなどして仲裁を買って出ることはできなかったのか。
あっけにとられて傍観してしまいがちだが、予期せぬトラブルがあったときこそ年の功を発揮してもらいたかった。

警察に被害届を出さない、とクリス。
しかし主催者としては放置できないことだろう。
両者とも謝っているのだから映画ファンとしては軽微な処罰でとどめてもらいたいと願う。