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私がつよい影響を受けた50冊 その8

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私がつよい影響を受けた50冊 その8

これまでの人生で「つよい影響を受けた50冊」をご紹介するシリーズ、これまでご紹介してきたのはこちらの39冊。

今日は【カテゴリー5 圧倒され、打ちのめされた小説7作品】に移る。

 

 

40.『不毛地帯』 山崎豊子   22歳で読んだ

社会現象になっていた1976年(22歳)に読み、衝撃を受けた
実在する人物(瀬島龍三氏)の実話ベース小説なのでなおさら胸を打たれた。
すぐに映画化され、一人で見に行った。
満員の館内で立ちながらみたが、小説のほうが100倍凄かった。
『白い巨塔』『華麗なる一族』など山崎作品を読みあさりながら、社会にはびこる暗部と悪の存在を想像し大人になっていった。

 

 

41.『模倣犯』 宮部みゆき 52歳

これを超える宮部作品はないのではないか。
出色のサスペンスで、ホラー的な空気が作品全体を覆う。
後に中居正広主演で映画化されたが、関係者向け試写会で宮部氏が放映中にもかかわらず腹を立てて席を立ったと噂された。
原作とは別ものの駄作という評判もあるが、小説と別物と思えば映画もまた楽しめる。
小説の方は間違いなく、”秀逸”の一言。

 

 

42.『海辺のカフカ』 村上春樹  51歳

私にとっての村上春樹デビュー作。作者の不思議な世界観にどっぷりつかり、読み終わったときハルキストになっていた。
実はこの本の直前に短編『東京奇譚集』を読んで繊細な表現力に魅了されていた。
後に『1Q84』『騎士団長殺し』と氏の長編が出れば読むようになったが、いつ読んでも不思議で独特な世界観と流麗な文体に最後まで読まされてしまう。
そして時々読み返したくなるのが村上文学だ。

 

 

43.『鼠:鈴木商店焼打ち事件』 城山三郎  28歳

大正から昭和にかけて歴史に埋もれかけている人物に丹念に光を当てた作品が特長の城山氏。
世間から誤解されながらも骨太な生き方をした人物が多数登場する城山作品はどれも印象深い。
私はとりわけ『鼠』の主人公、鈴木商店の大番頭・金子直吉の生き様と仕事の豪腕さが好きだ。
今も鈴木商店系列の会社がたくさん活躍しているが、かつてこんな会社が日本を動かしていたことを経済人ならもっともっと知るべきだと思う。

 

 

44.『11/22/63』 スティーブンキング  65歳

過去にもどることができる場所をみつけ、ケネディ暗殺事件を未然に防ぐことを試みる主人公。
設定が奇抜で、作者の想像力とユーモアのセンスに脱帽する。
多作なキング氏の作品の多くはホラーで私にはあわないものも多いが、本作品はバックトゥーザフューチャー系の物語で私好みだ。
PrimeVideoなどでもドラマ化されたが、映像作品もまた楽しめる内容だった。

 

今日はここまで。つづく。

今日のYouTube新作

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高成長、高収益、好財務、好待遇の4条件をすべて満たしている会社を私は4K企業と呼んでいます。
4K企業と株価上昇とは相関関係があることにも注目し、こうしたレポートを発行して10年になるのですが、今回は過去最高の4K企業数となりました。
特に注目したいのは・・・