お中元について思うこと
●昔、中堅企業で働いていたとき夏と冬になるとお中元やお歳暮が
しかしある年を境に企業は「虚礼の廃止」を申し合わせた。
お互い、ギフトの送りあいはやめましょう。
来年以降はお贈りいた
それ以来、職場にお
社員へのお裾分けの楽しみも
●ただ個人間でのギフトのやりとりは続いているようで、ソーシャ
つまりメールやオンラインの仕組みを利用し、居ながらにして商品
もうデパートのギフトコ
●そうした中、知人のA氏が先月お中元に肉を贈ってくださった。
こうした贈り物に対しては手紙や葉書で謝意をつたえ、品物による
だがA氏の心意気がうれしかった私は、翌週、
これは「中元返し」というよくあるワザだ。
●するとA氏にとって私の返礼がサプライズだったらしい。
なんとお盆休みの直前になって、今度は返礼の品に対する御礼の品
つまり同じ相手から二度も中元を受け取ったことになる。
これは「中元の返礼返し」という難易度の高いワザである。
こんな
●「どうしよう?」と家内。またA氏からありがたい品をいただい
「せっかく返礼返しをいただいたのだから、ここはひとつ返礼返し
「へんれいかえしがえし、それ真剣に言ってる?」
「半分本気」
こうしたことが日本中で行われているわけではないはずだが、ギフ
それはソーシャルギフトと名付けられた、テク
●今、企業間のお中元やお歳暮がどの程度おこなわれているのか知
虚礼ではなく心のこもった「御礼」なら廃止する必要はない。
心の