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いい加減ガラケーを捨てよう

いい加減ガラケーを捨てよう

●今日はZoomミーティングが幾つかある合間に、やり直しの執筆とやり直しの収録がある。
自分がまいた種とはいえ、同じことを二度やるのはつらい。
やり直す以上は、まったく新しいやり方に挑戦し、次につなげる新チャレンジのつもりでやる。

●新チャレンジといえば、今朝地下鉄でガラケーをみた。
私と同世代か、ちょっと若い人だと思う。
ガラケーでメールを打っていた。
久しぶりにみるガラケーは新鮮だったが、今頃どうして?という気持ちだ。

●ガラケー使いを批判しているのではないが、ガラケーにこだわる人の気持ちがわからない。
先日のZoomセミナーでもガラケータイプの人がいた。
セミナーのなかで、DXが進むと世の中どのように変わるかを議論した。
飛行機は世界中で一日10万フライトするそうだが、近い将来、上空を一日1,000万機のドローンが飛ぶ。
飛行機の100倍である。
そんな近未来予測がされていることを私が紹介したところ一人の参加者が発言を求めた。

●「それって人間にとって好ましいことでしょうか?それだけの数のドローンが上空を飛べば事故や騒音などの弊害がかならずでます。そう思うと私はむしろ心配や不安の気持ちが先に来ます」
ガラケータイプである。

●進化することが100あり、退化や弊害が99ある。
その差額のプラス1に賭けるのが進化である。
退化や弊害に目を奪われていては進化などできない。
100ある進化に目を向けるか、退化や弊害の99に目を向けるかはとっさの感情だ。
感情は個人の性格の問題だが、感情の次にくる判断や思考は意識で変えられる。
ガラケータイプは感情が勝っている。

●長い間ガラケーにこだわってスマホに乗り換えなかった人は問題に目を向けるタイプだ。
好奇心旺盛な人は進化や変化を歓迎する。
もそのタイプで目新しいものが大好きだ。

●新しいものが好きな反面、飽きやすいのが欠点だ。
興味をなくすとすぐに放り出す。
私のそうした欠点を知っている人は、メルマガが21年続いていることに驚いている。
書くという行為が肌にあっているのもあるが、ビジネスや経営、投資など書くことの対象への興味が尽きないからでもある。

●ガラケーを捨ててスマホにしよう。
変化を歓迎する人になろう。
とっさに問題や弊害が脳裏をよぎったとしても、それを減らす工夫をすればよいだけだ。
変化を歓迎する人になろう。
できれば変化を起こす側に回ろう。
そうして周囲をかき回せばもっと仕事も暮らしも楽しくなる。