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休日と在宅に強くなろう

今日のYouTube新作

■意識せずに努力する方法【全気全念してますか?】

孔子は論語のなかで「之(これ)を知る者は、之を好む者に如かず」と言っています。
知識としてそれを知っている人は、それが好きな人には叶わないという意味です。
また孔子はこうも言います。
「之を好む者は、之を楽しむ者に如かず」。
それを楽しんでやっている人には叶わない、という意味です。
あなたは楽しんでますか?

休日と在宅に強くなろう

●メンタルをマネジメントしよう。
それには休日上手、在宅上手になることも欠かせない。

●昨日、ある若者が私にこうもらした。「せっかくもらった休みなので身体の疲れをとるためにリラックスして過ごすのですが、休み明けになると、精神的な疲れがまったく取れていないことに気づきます

●まるで高齢な古参社員のようなことを20代の人が言うのに驚いた。
詳しく聞いて分かったことは、仕事のプレッシャーである。
期待に応えたいという責任感はあるが、あきらかに経験や知識で先輩に追いついていない。
それが自責の念になっているわけで、こればかりは休日で解消できるものではない。

●趣味を聞いてみると「ゲーム」だとか。
だけどやり過ぎてしまい、後悔することが多いという。
私もゲーム好きだったので彼の気持ちはよくわかる。
息抜きにはもってこいのゲームものめりこむタイプの人にとっては悪趣味になってしまう。
私も20年ほどゲームから遠ざかったままだ。

●休日こそ家にいるのではなく外へ出て太陽を浴びろ、人と群れろ、と助言した。
今でこそ密は避けるべきだが、自然に触れたり、商業施設に行ったり、書店に行ったり、カフェに行くなどして普段とは違う刺激を浴びようと。
気分転換になるのなら一人カラオケだって構わない。

●仕事においては社内で一番若い社員らしい。
だったらとことん開き直れと助言した。
未熟なオレをつかっている上司が悪いと思えということ。
あなたができる最高の仕事をする「経過責任」があなたにあるが、その結果何が起きるかという「結果責任」は上司や会社にある。
だから、あなたはベストを尽くして仕事をすることに専念すればよい。
そのあとのことは何も考えなくていい。
そんな助言を送ったわけだ
責任感が強い人ほど自意識過剰になるので、その結果がメンタルがやられないように開き直ることが大切だ。

●「ブルーマンデー」という言葉がある。
休み明けになると「あ~あ、休みが終わっちゃった。また仕事か」という気持ちになることをいう。
程度の差こそあれ、仕事が大好きな人でもブルーマンデーになることがある。
それのスケールの大きいのが5月病で、まさしく今が旬だ

●「仕事が好きだったらブルーマンデーにならないのでは」と思うかもしれないが、仕事が好きでもブルーになる。
人間関係に問題があるとか、この先どんな未来が待っているのか見えない不安がブルーの原因になる。

●休日にモチベーションがあがるような本を読んだり、映画をみたりすればよいが無為に過ごしてしまうと、夕方からブルーになる。
本当は本も読みたかったし、運動もしたかったのに何もできないまま一日が終わっちゃったという後悔の念が自分を責めるわけだ。

●職場でも自宅でも自分を責めていたらいったいどこで自分は安らげるというのだろう。
休日こそ荷物を降ろそう。
自分に何も期待しないボーとして過ごす休日をひと月に一度くらいはつくるべきだと思う。

メンタルをマネジメントしよう。
上手に自分を乗りこなそう。
それには休日上手、在宅上手になる工夫も欠かせない。