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配当を考える

配当を考える

●株主を大切にする会社は投資家から信頼される。
株主重視の政策として配当を多くしたり配当回数を増やすなどをしている会社が多い
連続増配記録を更新中の会社もたくさんある。
日本では花王が30年連続増配記録を続けている。
1989年から増配を開始し、バブル崩壊時もリーマンショックもコロナショックも乗りこえての記録更新だけに価値がある。
それを追うのがSPKの23年。
こればかりは年齢と一緒で追い抜くわけにはいかず、ひたすら続けるしかないわけだ。

●ちなみに中国企業の連続増配記録は長江インフラの19年が最高だがアメリカ企業はケタが違う。
その年数はあなたの年齢を超えているはずだ。
50年以上続けて増配している会社のことを「配当王」と呼ぶアメリカだが、配当王がこんなにたくさんいる。

  • 56年連続増配企業:ロウズ・カンパニーズ(全米2位の大手ホームセンターチェーン)
  • 57年:ジョンソン・エンド・ジョンソン
       シンシナティ・フィナンシャル
  • 58年:コカ・コーラ
  • 62年:スリーエム
       ノースウェスト・ナチュラル・ガス(天然ガスとガス機器販売)
  • 63年:プロクター・アンド・ギャンブル
       パーカー・ハニフィン(窒素発生装置・CO2発生装置)
  • 64年:エマソン・エレクトリック(計測機器・無停電電源・電気モーター)
       ジェニュイン・パーツ(自動車交換部品、工業用消耗品など)
  • 65年:ドーバー(総合工業製品メーカー)
  • 66年:アメリカン・ステイツ・ウォーター(カリフォルニア州で水道の浄水・供給や電力供給事業)

●業績には好不調の波が必ずあり、配当を払いつづけるだけでも大変だったはず。
そんななか、半世紀以上も増配を続けるなんて信じられないことだ。
それをやってのけている会社には敬意を表するしかない。

●配当といえば普通は決算時に受け取るものだが、最近は半期ごとにもらえたり、一部の会社では四半期ごとにもらえるようになった。
日本で四半期配当をしている会社は、ホンダ、光通信、GMOインターネット、リンクアンドモチベーション、など10数社。

●一方、アメリカではAppleやMicrosoftをはじめ、四半期配当をする会社が増え、いまでは主流となってきた。
さすがに毎月配当をする会社はないので、決算月が異なる銘柄を組み合わせて毎月配当体制を自分でつくる人もいる。

●仮に投資資金が5,000万円あって配当が年間5%ならば250万円になる。
それを毎月受け取ると、月額21万円近い配当になる。
それに年金なども合算すれば、人生の経済面における不安はなくなるだろう。

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