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ベゾス氏退任劇

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■MacBook Air(M1,2020)が届いたのでニヤニヤしながら開封してみた!

2017年初めから使ってきたMacBook Pro(2016)から4年ぶりにニューマシンに乗り換えました。
細かい解説はしていませんが、とにかく速い。
そして綺麗で長時間使える!一言だけ言います。『これは買いです』。

 

ベゾス氏退任劇

●日本時間の今朝午前6時、アメリカ現地時間の2月2日の午後、米国グーグルの持ち株会社アルファベットが2020年第4四半期の決算を発表した。
売上高は2四半期連続で過去最高を記録し、市場予想を上回った。
年末商戦で企業が支出を増やしたことから広告事業とクラウド事業の売上高が予想を上回ったのが原因。
YouTubeなどの動画広告が好調で、広告事業が全体の売上の81%を占めた。

●ほぼ同時刻に米国Amazonも2020年第4四半期の決算を発表した。
コロナ禍の巣ごもり需要の高まりを受け、大幅な増収増益で、売上高・純利益ともに過去最高を更新した。
四半期の売上高としては初めて1000億ドル(約10兆円)を超えた。
売上高は前年同期比44%増となる1255億5500万ドル、純利益は2倍強の72億2200万ドルとなった。
こちらもアナリスト予測を大きく上回るすばらしい内容になった。

●この両社、ともに文句のいいようがない決算を発表した。
ところがNASDAQのアフターマーケットでは評価が二分している。
Googleは130ドル高で前日比6.77%高となったのに対し、Amazonはわずか12ドル高で前日比は0.3%高になった。
この反応の違いは何が原因か。

●それはAmazonのジェフ・ベゾス氏がCEO辞任を発表したからだろう。
今年の第3四半期(7月-9月)に会長に退くと発表したのだ。
任のCEOにはクラウドサービス「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」のトップを勤めてきたアンディ・ジャシー氏が就く。
57歳のジェフ・ベゾス氏より5歳ほど若返るわけだ。

●べゾス氏の影響力が低下することを株式市場は嫌気した。
従業員に宛てたメッセージでベゾス氏は次のように述べている。

「今後も私は会長として、重要なアマゾンのイニシアチブに関わっていく。(CEOを退任することで)慈善ファンドや宇宙開発ベンチャーのブルー・オリジン、米紙ワシントン・ポストなど、他の情熱にも時間やエネルギーを残したい。尚これは引退ではない」

●会長ジェフベゾス、新CEOアンディ・ジャシー氏、この二人の経営がどのようなものになるのか注目していきたい。
これによってGAFA+Mで創業者がCEOを勤めるのはFacebookのザッカーバーグ氏のみになった。

●会社が若々しく成長しているので、いつまでも新興ベンチャーのようにみえるが、経営者だって生身の人間だ。
いつまでも若いわけではない。
それに彼らは常にやりたいことで満ちあふれているはずだ。
雨後の竹の子のように出現する若々しい新興ベンチャーとも戦っていかねばならない。
そのためにも経営はたえず若返りを計る必要がある。

そんなことを感じるベゾス氏退任劇だった。


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