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国慶節、まつりのあと

投稿日:2020年10月13日 更新日:

国慶節、まつりのあと

●15年前の5月、私は上海駅にいた。
週末のせいかおびただしい人たちが駅舎にいた。
荷物の多さをみる限り、通勤客だけでなく一時帰宅や旅行目的の人も相当いるようだ。私もその日は列車で上海から紹興へ旅をする。
待合室で中国の人たちの大移動を呆然とながめていた。

●案内してくれた李君に「すごい人だね」と言うと、彼はこう言った。
「武沢社長、春節(2月)や国慶節(10月)はこんなものではありません。少なくともこの10倍の旅行者が駅や空港に押しよせますよ」
「まじ?」
「ええ、まじです」

●そんな会話を交わしたものである。
その「国慶節」は中国の建国記念日に相当する。
1949年10月1日に、毛沢東が天安門広場で中華人民共和国の成立を宣言して以来、この日を「国慶節」と定めた。
毎年10月1日を含む1週間の大型連休となり、中国の人たちが国内外を「大移動」するわけだ。

●今年はコロナ感染の懸念があることから中国衛生局は「国内なら移動して構わない」と発表。
そのことから国内旅行が中心とはいえ、6億人がこの一週間で大移動した。

●6億人が移動すればどこの観光地も人だらけになる。
それでも例年に比べると3割減らしい。
新型コロナを警戒して遠出を控える人がいるわけで、期間中の映画興行収入は歴代2位の好成績だったようだ。

●さて、今年最も人気だった観光地は「武漢」だった。
新型コロナウイルスの最初の震源地となった場所を大々的にアピールすることで、中国はコロナを制圧したという印象を内外に与えるためである。
武漢の名所「黄鶴楼」には人が押しよせた。
それ以外では、海南、雲南、四川、陝西など辺境の地が人気だった。
海外には行けないので、少しでも遠くへ行きたいというのが庶民感情だろう。

●「国内はもう安全だよ」
そうアピールしたい中国政府だが、お祭り気分を一気に冷やす出来事が連休明けの12日に起きた。
山東省の青島市で新たなクラスターが発生。
いずれも市内の呼吸器系病院での入院患者や関係者で6人の感染を確認した。(その後、12人に増えた)
当局は、全市民およそ950万人への検査を5日以内に終えると発表したことから検査場には市民が殺到してすごい “密” が起きている。

●市民だけではない。
国慶節の連休で青島市を訪れた450万人の旅行者も戦々恐々としていることだろう。
青島が新たな世界的感染の火種とならないよう、祈る思いで見守るしかない。

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