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アイデアを出せといわれて出せますか?

今日のYouTube動画

酒席上手のすすめ・・・酒の席で嫌われてませんか?

「またあの人から飲みの誘いか、断っちゃえ」そうした経験はありませんか?
酒席での話題や過ごし方でその人の評価は違ってきます。
固い話しかしない、いつも同じ話、品のない話題、話が長い、仕切りたがる、そうした人は声がかからなくなるもの。
仕事ができる人の多くは酒席上手でもあるのです。

『アイデアを出せといわれて出せますか?』

●A:スタバに行ってくるけど何か買ってこようか?
B:やったー、ぼくはラテお願いします
C:私はカフェオーレで
B:ん?スタバにオーレはないよ
C:そうだっけ?
A:オーレはないな。でも、そういわれりゃ、ラテとオーレってどこが違うんだろ?気になっちゃったらとまらない。スタバはあとにして、まずはそれを調べることにしよう
C:もう。早く行ってきてくださいよ

●カフェラテとカフェオーレは、まず言語が違う。
ラテはイタリア語で、オーレはフランス語。
ラッテはイタリア語でミルクを意味し、レもフランス語でミルクを意味する。
どちらも牛乳入りのコーヒー飲料という点では同じなのだ

●だが、コーヒーの種類が違う。
フランスのオーレは普通のコーヒーを使うが、イタリアのラテはエスプレッソだ。
コーヒーとエスプレッソはコーヒー豆の種類や煎れ方に違いがある
無論、エスプレッソの方が濃くて苦い。

●ミルクの量も異なる。
カフェオレはコーヒー50%、ミルク50%が原則だが、カフェラテの場合はコーヒー20%、ミルク80%が原則で、あとは好みだ。
どちらかといえば私はコーヒーの風味が強いラテ派だが、一番よく飲むのは断然ブラックコーヒー。

●このように、何かに何かを足すとそれぞれの個性が際だったり、中和されたり、あるいは喧嘩したりする。
それが次々に新しい料理や飲み物の開発につながっていくわけだ。
先日はスイカの美味しい食べ方をテレビで紹介していた。
まず、スイカの甘みは中心部に行くほど増すので、すべてのカットに中心部が入るようにカットする必要がある。
下手にカットすると中心から外れた部分しか当たらないものが出てしまう。

●カットしたスイカに何をつけて食べるか。
普通は塩だが番組では、味噌、醤油、マヨネーズ、レモン、砂糖、などスイカにあらゆる調味料をかけて食べていた。
塩が定番だが、その番組ではレモン塩を絶賛していた。

●人間が生みだすアイデアも、こうした飲み物や食べ物の開発と同じ手順で生みだせる。
主に「足し算」「かけ算」「引き算」があるが、アイデアの「割り算」というのもあり得そうだ。
だが今のところ例が見当たらないのでわり算は除外しよう。

●私はアイデアかけ算といえば孫正義さんの学生時代のエピソードを思い出す。
苦学生だった孫さんは学資の足しにと自分が発明したアイデアを企業に売り込もうとした。
1日18時間の猛勉強を自分に課していた孫さんは、勉強の合間を縫って1日に15分間だけ発明する時間にあてることにした。

●1日1個発明すると決め、思いついたアイデアをノートに書き込んでいく。
最初はすらすらとアイデが思いついたが、1~2ヶ月もすると、まったく思いつかなくなってしまった。

●うんうん唸ってもアイデアが出ない。
普通ならそのあたりでギブアップするか、ペースダウンを受け入れるだろう。
だが孫さんは、やり方を変えることで一日一個のペースを守ろうとしたのだった。

果たしてできるのか? 

<明日につづく>