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意外に高い登録1,000人のハードル

昨日発表されたGoogleの親会社「Alphabet」の決算発表で初めてYouTubeの広告収入が公開された。
それによれば、この2年間で倍増したことが判明。
検索連動広告の伸びが鈍化するなかで、企業が動画広告に注力しはじめている姿が鮮明になった。
また「YouTube Premium」および「YouTube Music」の加入者数が2000万人に到達。
YouTube TV利用者は200万人になるなど、絶好調のYouTuberだが、それらの収益は今回発表された広告収入には含まれていないそうだ。

本格的な動画時代の到来である。日本のYouTubeの現状をみてみるとYouTubeに登録してあるチャンネル数は本日現在で25,132。
昨夜見たときは25,100チャンネルだったので半日で30チャンネルほど増えている。
だが、それでも割と少ないのではないだろうか。

私がメルマガを始めた2000年のころ、まぐまぐが配信していたメルマガが24,000誌くらいだったので、当時のメルマガと今のYouTubeは状況が酷似している。

まずは1,000人の登録者確保が最初のハードルになるわけだが、実はこれがかなり高めのハードルであることがわかる。
以下は複数のYouTuberが動画で発表しているYouTubeチャンネルの現状である。

<チャンネル登録者数と割合>

 登録者1,000人未満のチャンネル 全体の85%

   1,000人以上 〃      15%
   5,000人以上 〃       5%
  10,000人以上 〃       3%
  50,000人以上 〃       1%
  100,000人以上 〃       0.4%
 500,000人以上 〃      0.05%
1,000,000人以上 〃      0.02%

まずはトップ15%入りを目ざそうというわけだ。

今日の午後、YouTube勉強会を行う。
中小企業のYouTube活用の好事例をたくさん集めようと思ったが、残念ながら「ほぼない」のが現状だ。
個人ではおもしろい試みをたくさんしているが、企業は上場企業も含めて事例がとても少ない。だからチャンスだと思う。

私のYouTubeチャンネルでもいろんな意図をもって動画を作っている。
「経営計画合宿」を身近に感じてほしいし、できれば会場に足を運んでほしいという願いから、先週末の名古屋合宿の模様を昨日、動画アップした。
会心の出来とは言えないが、コンパクトにまとまったと自負しているがいかがだろう。

★武沢のYouTube動画「2020/2月 名古屋 経営計画合宿レポート」
→ https://www.youtube.com/watch?v=66K9ZGPMTxw&t=499s

<動画の内容>
 ・武沢の準備、出発の様子
 ・会場への道のり
 ・会場の様子
 ・合宿の様子
 ・参加者の声
 ・おまけインタビュー(エクステリア工事会社社長)

◆今日の失敗

合宿参加者の会社名を誤表記し、指摘を受けて動画を修正することになった。
YouTubeは一度アップした動画でも簡単な修正ならできるが、字幕の差し替えなどをする場合は再度新しい動画をアップする必要があり、URLは変わってしまう。
そして古い動画を非公開にするか、削除する必要があるわけだ。
アップ後の修正はURLが変わってしまうことを肝に銘じ、これからはもっと入念に確認せねばならない。