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床屋でのYouTube談義

昨日号で名古屋経営計画合宿の様子をお届けしたが、実はそこで意外なことがあった。
合宿の冒頭、私がYouTubeについて語りはじめたところ雰囲気がやけに冷めている。
念のため「皆さん、YouTubeは見てます?」と尋ねたところ9人中7人が「まったく(ほとんど)見ない」ということが分かった。

今年の初めのアンケートでは7割の人が「毎日見ている」と回答されたのでそれを信じこんでいた。
それは回答者の7割であって日本全体の7割でないことは承知していたつもりだが、意外なまでのYouTube利用率の低さに驚いた次第。

そんななか、今朝、いつもの床屋に行ったら大将が「『たけざわクン物語』みてますよ」と言ってくれた。
私のYouTube作品のタイトルである。

武沢:へぇ、大将もYouTubeみるんだね?
大将:高校生の息子がいつもみているので、いつしか家で一緒に見るようになりましてね
武:どんな動画をみるの?
大:ゲームの実況をふたりで見てるんですよ
武:大将、ゲームもやるの?
大:いや、やるよりも見て楽しむタイプです。お金もかからないしね、ハハハ
武:なるほど、それでもちゃんと私の動画を見てくれるとはありがたいね
大:息子もそろそろ就職なので『たけざわクン物語』を見せてやったら、息子が「これって鉄拳?」って言ってましたよ
武:パラパラ漫画の鉄拳に似てる?そいつは光栄だ。うちのスタッフに聞かせたら喜ぶと思う
大:いや、まじであのマンガは最後まで見入っちゃいます
武:ありがとう。YouTubeでやる以上は、堅苦しいだけではなじまないから。経営やビジネス自体が堅い印象なので、楽しく伝えたいと思ってね
大:うちの息子も社長をやりたいと言い出すかもしれないですね
武:それは良いことだと思うよ
大:いや、でも経営は大変ですよ
武:どんな職業だって楽な稼業はないよ。苦になる大変さと、苦にならない大変さがあるだけさ
大:たしかにそうですね、私もこの店を始める前は雇われの身で理容師をやってましたが、今とは違う苦労を毎日してました
武:でしょ、自分のやりたいようにやれるという意味では独立してからの方が楽だと思うわけ
大:楽と思ったことはないけど、間違いなく楽しいですね
武:そういうことですよ。社長は孤独だとか、経営は大変だと吹聴し過ぎるから日本の若者は社長になりたがらない。
大:ということは武沢さんは社長になりたい人を増やしたいわけだ
武:そう、日本を社長大国、経営大国にしたい。メルマガもYouTubeもそのためにやってる
大:なるほど、じゃあ私はそんなYouTuberの髪を刈ってるわけだ
武:たしかに。なんなら動画にお店のロゴ入れておこうか?

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