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昨日のYouTubeセミナーで言い忘れたこと

昨日の「がんばれ社長!セミナー」のテーマは『YouTube』。
20名しか入れない小さな会場だったせいもあり、満員御礼。
YouTubeのセミナーは何度も受けたことがあるというM氏も、今日のセミナーが一番よかったと言っていただいた。

YouTubeがテーマだけに出席者の顔ぶれもいつもと少し違っていたが、20名中15名がYouTubeを今の仕事に活かしたいと考えてお越しいただいた方々。
ビジネスへのYouTube利用熱が高まっているのを感じる。

意外にYouTubeの基本的なことをご存じない方も多く、ずいぶんもったいないことだと思う。
昨日のセミナーのあとの懇親会で基本的な操作について質問がでたのでここで補足しておきたい。

まずYouTubeはチャンネル登録しておけばホームページの「お気に入り」みたく、登録チャンネルのリストが表示されるようになる。
この機能を使わない手はない。

だが、チャンネル登録しただけで自動的に動画が届くわけではない。
チャンネル登録ボタンの右にある鐘のマークのボタンを押す必要がある。
そこにある「すべての通知」「カスタマイズされた通知」を選ぶことではじめて新作動画の知らせが通知されるようになる。

また動画画面の「設定」ボタンを押すと、動画の再生速度を変えられるようになる。
早くしたり遅くしたりできるので、好みのスピードで視聴できて便利だ。
情報収集のためなら私は1.5倍から1.75倍で見ることが多い。

また「設定」ボタンで字幕表示も選べる。
動画作者がテロップを入れていなくても、YouTubeのAIが自動的に字幕を生成してくれるのだ。
言葉だけでなく文字でも確認できるのでとても重宝する。
このAIは近年飛躍的に賢くなり、きわめて高い精度である。

「設定」で画質も選べる。
Wi-Fi環境が弱いところでは画質を落とすことによって動画再生がスムーズになる。
デフォルトは「自動」に選ばれているので、画質を変えるとどうなるかお試しいただきたい。

YouTubeの本場アメリカにはすごいYouTuberがたくさんいて、個人というよりは制作チームを組んで番組をつくっているケースが多い。
そうした海外のYouTube動画をみる場合、障害となるのは言葉の壁。
だが、YouTubeが自動翻訳してくれる機能がある。

「設定」→「字幕」→「自動翻訳」→「日本語(一番最後にある)」を選ぶわけだが、一部の動画はこの機能が使えないものもある。
まずはこちら↓の動画で「自動翻訳」の機能をお試しいただきたい

★YouTube動画
 https://www.youtube.com/watch?v=Dd7FixvoKBw

翻訳機能があるということは、あなたの動画も世界の人に見られる可能性があるということだ。
意識的に海外に向けて情報発信することも可能で、YouTubeヘルプでこんなやりとりが行われている

★海外をメインに発信したい(YouTubeヘルプ)
 → https://support.google.com/youtube/thread/6629106?hl=ja

ちなみにこちらの中国の片田舎で暮らす女性は、ものの見事に海外配信に成功した。
ほとんどセリフなしで世界873万人に見られているのだ。
登録者が増えた今でこそチームで動画を作っているそうだが、当初はまったく一人でやっていたという。
こういった動画なら言葉はいらないが、それでも稀にセリフがあり、自動翻訳機能が働いてくれる。
それにしても心憎いほど自分たちの村の美しさを知っている動画だと思いませんか?

★李子 Liziqi(873万人登録、2017/8月スタート)
 https://www.youtube.com/watch?v=hR4DiU8wcVk