iPad（第七世代）を買って

来年夏までにはiPhoneの5G版が発売になるそうだ。
いつものローテーション通りでいけば、この年末に新しいiPhoneに買い換えるのだが、5G版が出るまで半年ほど待つことにした。

大容量、高速、低遅延、多接続などが可能になる5G。
4K、8Kでの動画配信が広がり、ネット会議も快適そのものになる。
自動運転や遠隔手術、在宅学習や在宅ワークなども一気に普及しそうだ。
そんな5Gが使えるiPhoneが出るのなら、すぐに使ってみたいのが人情だろう。

iPhone購入がすこし遠のいたことからこの年末はiPadを買うことにした。
iPadもいろんな種類があり、どれにすべきか考えたが、結局一番新しく、かつ、安価なiPad（第七世代）を購入した。

今年10月にAppleから発表されたばかりの第7世代iPad。
実は3年前からiPad ProとApple Pencil、Smart Keyboardを買って使っているのだが、それと比べても性能面で遜色がない。
初代iPadから始まってiPad miniなども含めると7台目のiPadになるが果たしてどうか。
3年前はiPad ProにApple PencilとSmart Keyboard全てを揃えると10万円を軽く超えた。
しかし第7世代のiPadはそれらのアクセサリーにも対応していながら本体価格は3万円台で手に入る。
コスパが3年で4倍アップしたような感覚だ。

すぐにApple Pencilで手書き文字を書いてみたがスラスラと気持ちよく書ける。
動画編集者やデザイナーでもない限りこのiPadの性能に不満を感じる人はいないだろう。
ただ手書きに際しては保護フィルムが欠かせない。
フィルムなしだとガラスの上で文字を書くような堅さと滑りを感じ、カタカタ音も気になる。
だが「ペーラーライクフィルム」を貼れば紙に書く感覚に近くなるのでおすすめだ。

「ペーパーライクフィルム」の欠点は、表面がすこしザラザラした感じになり、画面の発色も少し抑えられることだ。
そのあたりは、トレードオフの関係といえる。
発色の良さと画面操作の滑らかさをとるなら保護フィルムはペーパーライクではないものがよい。
手書きの感触を紙に近づけるのであればペーパーライクにすべき。
いまのところ両方を選ぶことはできないようだ。

この秋、OSも刷新されて新たに「iPadOS」が発表されたのも見逃せない話題。
従来はiPadとiPhoneは同じ「iOS」を使っていたので、iPhoneとiPadは操作性がほぼ同じだったわけだ。
だが今回のiPadOSで複数画面でのマルチタスクが可能になったり、「ウィジェット」といわれる便利な情報窓を表示させられるようになるなど、iPadならではの機能が追加された。

このiPadOSによってiPhoneを大きくしたものがiPadなのではなく独立した新たなデバイスとしての座が与えられたのである。

★iPadOSで出来るようになったこと
→ https://www.gizmodo.jp/2019/10/ipados-best-features.html

※今日はここまで。
あすは武沢流iPadビジネス活用術と、おすすめアプリをご紹介予定。
お楽しみに。