その他

1,000円から株が買えるスマホ証券

スマホをつかって1,000円から株が買える「ワンタップバイ」が利用
者を増やしているようだ。株式投資に関心はあったものの、敷居が
そうで敬遠してきた主婦や若者などにうけているようだ。

「僕もやってますよ」という40歳のA社長とお会いした。
氏の場合は、昨年秋ぐらいから米国のアマゾンやエヌビディアなど
株をコツコツと買い集め、すでにかなりの金額を投資している。
買い始めたとたんの米中貿易摩擦問題で株価は低迷。いきなり下落
る日々が続いたが、定額法の強みはナンピン買い。今年に入ってア
ゾンもエヌビディアも株価は急回復しており、半年で10数%の利回りを
得ているそうだ。

30代女性のB部長は、ワンタップバイのメニューのひとつ「積み株」
を昨年末から利用しておられる。これは、毎月決めた金額を決めた
業に積み立て貯金感覚で投資していくもので、身近な企業・コカコ
ラとウォルト・ディズニー株に投資しているそうだ。
「これ、楽しいです。ちょうど昨年末は大きく値下がりしていたので、
私にとっては良いタイミングでした。マイホーム資金とか海外旅行
金などが積み上がっていく感覚がスマホで見られて面白いです」と
しそう。

そして今月20日からは新サービス「ワンタップバイ10倍」の条件付
決済注文サービスが始まる。これは日本225、米国500どちらかの株価
指数の動きを予測して売買額を決めて約定するだけの丁半バクチ的
ニュー。買いでも売りでも利益が得られるチャンスがあるのが特色
FX投資のようにレバレッジを効かせているためゲーム性やギャンブル
性が高い。個人的にはこちらのメニューは長期の資産形成には向い
いないと思う。(話題にはなるだろうが)

日本は金融に関しては後進国と言われている。
子どもや若者が投資教育を受ける機会が少ないのは事実であり、こ
したアプリの普及がその一助になる可能性がある。

「ワンタップバイ」を運営しているのは、株式会社One Tap BUYで、
主要株主にはソフトバンク、みずほ証券株式会社、NTTドコモ系VC、日
本政策投資銀行系VC、オプト系VC、ヤフーなどの名がある。
経営母体としては申し分なく、誰もが安心して投資できるのではな
だろうか。

★ワンタップバイ → https://www.onetapbuy.co.jp/