「テクニックは人から教わることができる。でも、ハートは自分
「日本で戦争が起きたらオレは戦う。だって日本人なんだから」
あるとき居酒屋で私も同じことをA社長(50)に言ったことが
「もし日本が戦争を始めて国民が徴兵されれば、私はそれに応じる
A社長は一瞬かたまった。そして「本気で言ってますか?」と念を
「日本サッカー、日本人サッカーがなめられることは自分がなめ
「日本は生産性が低い、日本は諸外国に後れをとっている、日本は
それを外国人が言うならまだしも、日本人でもそう言う。
愛国の心でそれを言う人と、日本人であることを忘れてしまって、
憂国は大切だが、売国になってはいけないと思う。
さて、今日はすこしラモス氏を持ち上げすぎたかもしれないが、本
実は、日本サッカーのある種の悲壮感のようなものを作り出したの
好きで始めたサッカーが、日の丸を背負った瞬間に悲壮感を醸し
「勝ち点3?まだ初戦、僕たちはまだ何かをなし遂げたわけではな
「1-0の勝利?次につながるゲームだったかと言われれば僕たち
答えることができない」
こうしたもってまわったインタビューが最近多い。勝負にこだわる
そんなサッカー日本代表に今、異変が起きつつある。
私はこの異変は良い兆候だと思うし、今後この異変が拡大してほし
昨日、神戸で行われた日本代表vsボリビア戦で貴重な決勝ゴール
中島選手は1年半前にポルトガルのクラブチームに移籍したが、今
しかし彼はすべて断り、なんとサッカー途上国のカタールのクラブ
カタールは22年W杯開催国ではあるものの、あきらかに見劣りす
理由を聞かれた中島選手のひと言が強烈だった。「単純に一番楽し
こんな選手がいままでの日本代表にいただろうか。
「ワールドカップは国と国の戦争だ」とラモス氏。
サムライブルーを着て日の丸をつけた戦士であると考えた今までの
その一方で、「キャプテン翼」に夢中になり、校庭や公園でひたす
誰かのためではない。自分とチームの「楽しさ」を追究する選手が
中島選手の出処進退は、仕事を愛し楽しむことの大切さを改めて