経営理念、経営哲学

経営計画書を作る会社、作らない会社

日本の中小企業で経営計画書を作っている会社はどの程度あるか、ご存知ですか?
あるセミナーでそう問いかけたところ、「75%です」と即答してくれた社長がいた。
「そんなに多いですか?」と私が言うと、「はい、最近調査したばかりです」と社長。氏は、ある県の中小企業家同友会の役員で、つい最近、経営計画書に関する実態調査をしたそうだ。
有効回答社数 約300、その75%が「経営計画書を作っている」と回答したという。

しかし問題は、
・回答に協力しなかった会社が何社あるか
・経営計画書とはなにを指してそう呼ぶのか
・「作っている」のなかに一度だけ作った会社も含まれるのか、
など不透明な点も多い。

中小企業庁のホームページには、「経営計画書を一度でも作ったことがある人」は個人事業主が50%、法人経営者が60%とある。

→ https://goo.gl/vWQgZv

それでも私の皮膚感覚より2倍も多いのでおどろいている。
単年度の数字計画や、服務心得に近いような偏ったものも「経営計画書」と呼んでいるのではないか推察する。

1.経営の長期軸を決めた「経営理念」
2.経営理念を中期課題に落としこんだ「経営方針」
3.経営方針を1~2年の計画に落としこんだ「経営計画」

この3点が包含されたものを本来の「経営計画書」と呼ぶのであって、どれが欠けても経営計画書ではない。何もないよりは紙一枚だけでもあるだけで素晴らしいが、「うちはある」と胸を張れるわけではない。

「経営計画が狙い通りに機能しているか?」という質問をしてみると、おそらく満足している会社は10%に満たないのではないか。
作ったけれど機能しなかったので作るのをやめてしまった会社も多い。

その前にこんな質問も投げかけてみたい。

「経営計画書が機能する」とはどういうことですか?

それは経営計画書がないときに比べて明確に何かが良くなることだ
それが経営計画書のゴリヤクなのだが、あなたが期待する経営計画書のゴリヤクを三つお答えいただきたい。
これを決めずに何となく作っただけでは満足できないはずだ。

私の考えは明日、発表させていただく。

<経営計画書がもたらす3大ゴリヤク>

1.
2.
3.

<明日につづく>