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酒席マネジメント

●昨日は午前中、博多のANAクラウンズ・ホテルで原稿を書き、昼から栢野さんのオフィスへ向かった。Twitterで呼びかけたそうで、数人のゲストがすでに待っていてくれた。

「武沢さんに『がんばれ!ナイト』の御礼を言いたい」と勤務中に抜け出して和菓子を持ってきて下さったサラリーマン男性がいた。こうした心構えの人はきっとうまくいくはずだと内心で思った。

●栢野さんのオフィスでは会話の様子をユーストリーム中継する準備もしてあったが、結局オフラインで雑談することにした。
いろんな話が飛び出て、やがて健康の話題になった。

●「武沢さんもきっと毎日のように宴会があると思うが、我々の世代になると健康管理ですよ」と栢野さん。

全盛期にポックリ逝ってしまった人たちの名をあげ、「彼らは人気者だったゆえに連日のように酒席の誘いがあり、やがてそれが命取りになった。その点、高齢になられた今も元気に活躍しておられるあの人もこの人も皆、それぞれの健康管理ポリシーをもち、それを守っている」と栢野さん。

●たとえば、九州のT先生は自分が主催するイベント以外では滅多に酒席に出ない。人と会うときも15分を原則にして、それ以上は人に会わない徹底ぶり。
ほとんどの時間を教材開発と教材利用者の相談時間に投入する。その合間に本も書くわけだから、人と長時間会っていたり酒を飲んでいるヒマがないのもわかる。

また、同じ福岡出身で日本中にファンが多い人気講師のT先生も懇親会には一切出ないそうだ。

●「なるほどね、たしかにそういったポリシーが必要かもしれない。
でも、大半が自分主催のイベントなので酒席に出ないわけにはいかない」と私。

帰りの新幹線で明太子弁当を食べながら、はたして酒席が一年間で何回くらいあるのか手帳で調べてみた。
すると、その数ざっと100回、週に2回の割合であることがわかった。

●「なんだ、たった100回か。200回ぐらいはあると思っていた。これくらいなら目くじらを立てる必要はないな」と思った。
その100日以外は家族と夕食をとるか、ひとりで旅先のホテルか東京オフィスにいるわけで、そんな時は缶ビール1本しか飲まない。この程度だったら健康にも問題なさそうだ。

●年間100回の酒席ということは、時間にして200~250時間程度となる。
それは一ヶ月の仕事時間に相当するとはいえ、貴重なリフレッシュタイムでもあり情報収集の時間にもなっているから、あまり減らせない。

●結論:酒を飲む回数と飲む時間は当面今のままで良い。

増やしもしないが、減らしもしない。ただし、酒や食事の摂取量はコントロールしたい。
いずれにしろ私の健康問題は酒席にはなく、もっと他にやるべきことがありそうだ。

●あなたの酒席は、健康面や時間面に照らしてどのようになっているだろうか。これもマネジメントの対象になるはずだ。