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平成の大修理

今日は簡単な旅日記です。

●姫路城が来週から5年間見納めになる。

だから今、姫路城はすごいことになっている。ちょっとした街の全人口が連日、姫路城に集まってきているのだ。
春休み最後の週末、そして満開の桜、さらに国宝・世界遺産のお城とくれば、もうそれだけで訪れる価値が充分すぎるほどの姫路城。

●それに加えて「平成の大修理」で来週から見られなくなるのだ。今のうちにひと目見ておこうと駆け込み訪問が殺到している。
全国の旅行社による”見納めツアー”などが集客を後押しし、4月3日の土曜日には8万人が来城。昨日の日曜日にはそれを上回る観光客が大挙してやってきた。
駐車場に入りきれない観光バスが路上に駐車。姫路城の中に入るための行列は300メートルを超え、開門を一時間早めるなどしたが焼け石に水。

●今後、約5年かけて行われる姫路城大天守の改修工事「平成の大修理」は昨年10月から始まっている。
1964(昭和39)年に完了した解体復元工事「昭和の大修理」から46年経ち、大天守のしっくい壁や上層部の軒・ひさしの傷みが激しくなってきたため本格的な修理を行うもの。

●この工事は、16億2千万円で落札した鹿島建設と神崎建設、立建設の共同企業体が行っている。
今年4月12日までは通常通りの見学が可能だが、素屋根の工事が始まると、完成するまでの約10カ月間は大天守内部への入場ができなくなる。
素屋根完成後、約3年をかけてしっくいの塗り替えや屋根瓦の全面ふき替え、建物内部の耐震補強などを行う。
期間中は内部にエレベーターを設置し修理現場を見学する施設も設ける。その後、2014年夏ごろから素屋根の解体工事が行われ、きれいにお色直しを済ませた大天守が徐々に現れる。

●”今後5年間は見られない”と聞くと急に見たくなるのが人情だ。

土曜日に海外から一時帰国されたS社長と奥様の姫路城見物に私もお供した。
姫路といえばこの人、藤橋家の藤橋社長と姫路ハッピー社労士事務所の白井所長の引率で姫路城を見物したのだ。
しかも今回は、姫路城円卓会議の芳賀編集長にもご無理をいって、一番忙しいこの時期に姫路城見学を引率願った。

●あいにく人が多すぎて城内には入れなかったが、姫路城の生き証人のようなウンチクの数々をお聞きしていると、姫路の街々が一瞬にして江戸時代にタイムトリップした気分を味わえた。

●お世話になっているS社長へのお返しのつもりで姫路までご一緒したわけだが、予想以上に良いものを見せていただいて大満足の姫路観光となった。

次は5年後、装いも改まった白鷺(しらさぎ)のような姫路城にお目にかかるが今から楽しみである。

★姫路城 http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/
★藤橋家 http://fujihashiya.com/
★ハッピー社労士 http://www.s-himeji.com/
★姫路円卓会議 http://www.himeji-entaku.jp/