●ブライトンホテルにチェックインし、京都御所近くのお店でお一人様 2,100円也の「おばんざい御膳」でランチを済ませた。
その後、金閣寺、三十三間堂、清水寺をまわる。少々脚が疲れたので二年坂の甘味店で葛きりを楽しみ、高台寺近くで待機していた人力車に頼んで、八坂、宮川町、白川を走ってもらった。
京都はどこへいっても見事な桜、桜、桜。昼も夜も美しい。
●気づいたらもう9時近くになったので、遅めの夕食を取ろうと先斗町をそぞろ歩きし、牛鍋の店に入った。
オードブルに京野菜をたっぷり取りながらメインの牛肉をつっつき、冷酒を升でいただく。その後、男性陣だけで祇園縄手でクールダウン。
ホテルに戻る直前、「壱銭洋食」で一日を占める。ここは創業以来、ずっと1メニュー(肉玉のお好み焼き)のみで勝負してきている人気店なのだ。
●これが昨日ご一緒したS社長ご夫妻の京都旅行のコースである。
二万歩も歩いたが、お二人とも疲れをまったくみせず、大満足されているのがよく分かる。
今日は昼から太秦の映画村と弥勒菩薩(広隆寺)をご覧いただき、湯豆腐店を楽しんでから京都を引き上げようと思う。
その後東京へ移動し、ジャズタクシーに乗って夜の東京を満喫していただく予定。
●まるで観光ガイドのようだが、S社長のホームタウン(海外)に私が伺ったときには同様に大変お世話になっているので、氏が日本に来られたときぐらいは仕切らせてもらおうと思っている。
ましてや今回は、氏の新婚旅行(初めてではないようだが)というからには、奥様のためにも腕を振るわねばならぬ。
●一週間の日本旅行は姫路城、有馬温泉、京都と回った前半の関西ラウンドを終える。
ご夫妻が事前につくった日本でやりたいこと、行きたいところの希望リストには、大阪、名古屋、高山も入っていたが、泣く泣くカットさせていただいた。
なにしろ、東京でやりたいことの上位にディズニーランドとサンリオピューロランドでの一日観光があったためだ。
●ふだんは食が細い奥様だそうだが、幸い日本食がお口に合うようで、毎食おいしそうに召し上がっておられる。唯一の例外はかつおの酒盗(はらわた)だった。
さあ、今から出発。