■チャージング・ブル
もうすぐ2月。
牛(丑)年の今年、立ち上がりはどのような一ヶ月でしたか?
一部の巨大企業は大変な時代を迎えており、その余波で中小中堅企業やベンチャー、自営業者なども多大な影響を受けていることでしょう。
だからといって、渦に巻き込まれっぱなしで、戦々恐々としてはなりません。今こそ社長の出番、ウデの見せどころですし、強くリーダーシップを発揮するときです。
言葉で社員を鼓舞するだけでなく、具体的な一手一手を打っていきましょう。
さて今年の干支の「牛」といえば、私はニューヨークのウォール街を思い出します。
なぜならここには、とても有名な雄牛の銅像があるからです。
その前で記念写真を撮った方もいると思いますが、『Charging Bull』(チャージング・ブル)と名づけられています。とにかくど迫力なのです。
★チャージング・ブル http://nyliberty.exblog.jp/7277068/
これは、1987年のブラックマンデー大暴落のときに、アーチュロ・ディ・モディカというニューヨークの彫刻家が国民を励ますために寄贈したものだそうです。
なぜ株式市場のある通りに「牛」の像かというと、株式市場では、上昇相場を「ブル(牛)」、下落相場を「ベア(熊)」と表現するためです。
大暴落で暗くなっていた国民を励ますため、闘牛の如く力強い相場回復を願ってモディカ氏がなんと36万ドルを全額自腹で制作・寄贈したそうです。志士ですね。
株式市場はまだベア(熊)が優勢ですが、企業家精神にベアは無用ではないでしょうか。
■中部和僑会キックオフミーティング
1月29日(木)、名古屋栄の会議室には40名を超える面々が集まっていました。ミーティングの名前は「中部和僑会」。
香港本部の「和僑会」が日本に逆上陸です。東京、大阪に次いでこの日、名古屋にも和僑会ができました。
和僑会とは、グローバルな視野をもち、グローバルにビジネス展開をしようとする起業家を育成・サポートする会です。
特に最近の和僑会は、「香港貿易発展局」と緊密な関係をつくりあげ、精神や知識を学ぶだけでなく具体的なサポートプログラムを充実させています。
最近会員数が1500名を突破した「和僑会」は、香港政府も注目の日本の起業家組織になってきたのです。
今回のスピーカーは、
・和僑会会長 筒井修氏(太陽商事 社長)
・和僑会顧問 「がんばれ社長!」武沢信行
・香港貿易発展局日本主席代表 古田茂美氏
の三名で、中部和僑会の池田事務局長からもあいさつがありました。
情熱があればあなたもアジアに打って出ることが可能です。今後、和僑会はBRICs諸国にも展開予定であり、時間の問題で世界にも広がることでしょう。
「中部和僑会の会長を武沢さんに」とありたがいオファーをいただき、内心ではお受けする覚悟でしたが、昨夜の会合に参加して、私は辞退しようと思いました。
誰が会長にふさわしい、ふさわしくないという問題ではなく、熱心な事務局のメンバー同士でリーダーを決め、集団合議制でやっていくのを筒井会長や私がサポートするほうが良いと思ったからです。
次回例会は三月です。今後のアナウンスをお待ち下さい。
また、「うちのエリアでも和僑会を」という方は筒井修会長に相談してみてください。→ tsutsui@jcdirect21.net
2月10日まで一時帰国しておられますから、名古屋でならアポが取れる可能性があります。
■読者メール
1.楽なダイエットもいいですが、武沢先生なら・・・
山口県 森本敏生さん
武沢先生、ごぶさたしております。3年前のメルマガで次のように紹介された森本敏生です。
「がんばれ社長」は、毎日購読しております。私と事務員一人で小さな事務所からスタートしてから、早、6年が経過しました。
塗装・防水・建築・土木工事業として紆余曲折がありましたが、地元でも認められる中小企業になったのではないでしょうか。
この間に
・資本金300万円→4,000万円に
・社員数2名→100名に
成長することができました。現在も様々な事業に精力的に取り組み、中国にも進出し、株式上場を視野に入れてがんばっております。
長州より世界に打って出ます。 http://akasaki.co.jp
あれから三年強、仕事方も精力的にやっており、アジアを飛び回っております。
さて
私が10年近く前に初めて武沢先生に出会った頃、また、4年前にもお会いした時、92kgのメタボ体系だったことを覚えていらっしゃいますか?
あれから私、ダイエットに成功いたしました。
二年前、体重92kg、ウエスト110cm、体脂肪30%あったのが、現在、体重73kg、ウエスト85cm、体脂肪17%と、見事に素晴らしい体形を築いております。2年間かけて、無理のないダイエットで、食事制限と運動をうまく併用しているため、ほぼ毎日の二日酔いや、酔った勢いで過食しても、リバウンドもしないし、皮膚のたるみもありません。家内がエアロビのイントラをしているため、2年前から、強制的にスポーツセンターに、週一回の約束で連行されていました。
最初の頃は、苦痛で苦痛で、なにかと理由をつけては、逃走しておりましたが、汗をかいて美味しく酒が飲めればと、しぶしぶ通っておりました。
運動の内容は、1時間のベーシックな筋トレと30分のシニアー向けのやさしいボールエアロ(有酸素運動)です。
また、食事面でも、色々と配慮してくれて、栄養バランスを考えた食事を摂っています。
ちなみに、メタボの天敵は、米やパンの炭水化物です。全く摂らないのではなくて制限し、肉や甘いものなどの好きなものは、ちゃんと食べております。
すぐに、結果は出ませんでしたが、ある程度の踊り場の期間を超えると、段階ごとに、見る見る体系が変わってきます。
それが、いつの日か喜びに変わり、自然に健康に留意する生活・体質になっていきました。ダイエットも仕事も基本は一緒のような気がします。もう、誰にもメタボとは言わせない。
あれだけ、「でぶ」・「ぶた」だの、言っていた家内も、最近では、「何のために痩せるの?」と、カッコよく、若返った私を見て、何かを、勘ぐっております。(笑)
武沢先生も中国針で楽なダイエットをお考えになるのも良いですが、先生ほどの精神力をお持ちの方ならば、必ず、私のようなダイエットに成功されると思います。詳しくは後ほど・・・
がんばって下さい。
株式会社 赤崎興産 代表取締役 森本敏生
<武沢より>
森本さん、すごいですね。ご立派だと思います。
私が減量のために今取り組んでいることは、ジム(週2回)、45分の徒歩通勤(週2回)、メンズエステ(月2回)、ホットヨガ(月1回)、断食道場(年2~3回)、Wii-Fit(月2回位)ヘルスコーチのコンサル(隔月1回)、それに最近始めたばかりなのが加圧トレーニングと中国針です。
合計9種類のダイエットメニューを取り入れています。それ以外に時々ダイエット食品やサプリメントも購入しています。
それでも連日のように、「最近太ったね」と言われる始末。
膨大な時間とお金を減量に費やしていますが、それでも効果がないということは、考え方が間違っていたというか、甘かったのだと思います。いよいよ本気になって「聖域」にメスを入れるべきだと覚悟しています。それは食事と酒です。
好きなものを好きなだけ食べ、好きなだけ飲む。その分を運動やエステや断食道場で燃やそうとしていた自分を反省しました。
針の先生にこう言われたのです。
「針に来た日くらいは絶食しなさい。あなたの身体と健康状態なら脂肪をご飯にして何日も元気に生きられますから大丈夫です。それに、内臓は休養したがっています」
私はその言葉を聞いた瞬間、ピンときました。
やっぱり針を打つだけでは痩せられないんだ。中国針を打ってチクッと痛い思いをし、お灸を足先やへそ先、脳天に近づけられて「熱い!」と大声をだした時、私は食欲と戦う闘争心を養いにここへ来るのだと自覚するようにしたのです。
針と灸は身体の本能を呼び覚まし、必要以外のものは受け付けないな身体にしていくものだそうです。針と灸だけで痩せるわけではないのです。
食事をかなり制限する、というごく当たり前のことを中国針の1月28日に再認識しました。
ですから2009年1月28日は私の独立(減量成功)記念日です。
「聖域」に踏み込んだ以上、森本さんのような見事な減量をしてみせますよ。