「え、私が四文字熟語の本を・・・どうして?」と最初オファーを受けたときには戸惑いを感じたものだ。
でもせっかくの機会だからやってみようということになり、調べだしたらこれが結構楽しい。
今書いている「四文字熟語」の本(11月発売予定)は、教養編としての本ではなく、経営者やリーダーのための使える本にしようと思っている。
担当のIさんのリクエストは、「百個厳選」&「武沢超訳」を希望しておられ、「手前味噌」ながら「前代未聞」の本になりそうな予感。
おかげで最近、私の頭のなかは四文字熟語だらけになってきた。今日もそんなノリで書いてみたい。
経営者が行動するときは「勇猛果敢」かつ「大胆不敵」でなければならない。
「天賦之才」でそうしたリーダーらしさが備わっている人もいるが、日本人のDNAではそれはまれで、あくまで後天的に身につけていくもののようだ。
うまくいかない時や問題が起きた時、気が動転して「右往左往」したり、「周章狼狽」するのでなく「冷静沈着」かつ「泰然自若」としていたいものだ。
仮に内心では「小心翼々」であったとしても、それが人目に分かるようでは「訓練不足」というものだ。
中には意味のないところで勇気を振りしぼって無益な戦いを起こす人もいる。これは「匹夫之勇」というやつで「勇猛果敢」や「大胆不敵」とはまったく別の問題だ。
うん、今日は短いがここまで。
「四字熟語」を使って長編原稿を書こうと試みたのですが、まだまだ「一知半解」のこの私、「情状酌量」をお願いしたい。