ハロー効果
人を評価するときに陥りやすいワナがあります。そのなかの一つに、『ハロー効果』と呼ばれるものがあります。評価が高い部下の仕事は、すべての項目が良く見えてきます。これを「あばたもえくぼ」と言います。一方、不出来な部下は全部の仕事が悪く見えてしまうもの。こちらは、「坊主憎けれゃ袈裟まで憎い」と言います。
いずれにしても、人の評価は極端な方向に振れてしまいがち。一人の人間が一人の部下を評価するときにさえ、このような『ハロー効果』があるということは、組織や国家の世論や、時代の熱のようなものは、一体どうなのでしょうか。集団心理が働いて『超・ハロー効果』を生み出しかねません。そうならないように、マスコミはそれぞれ独自の視点・論点を展開することで片寄りすぎないよう牽制しあっているはずですが・・・。最近のマスコミには、その視点・論点の独自性がなくなって、お笑いタレントや俳優などをコメンテーターに呼ぶようになっています。少し安易なように思います。
さて、私たちは、社会の出来事や経済のニュースなどに対して独自の意見を持つことや、それを発表することを恐れてはならないと思います。いや、それは経済人としての義務の一部だとすら思います。最近の経済ニュースの中で、私が注目したのは次の記事です。
・ユニクロの決算見通し（今８月期42%の営業減益、一段と収益悪化）
・みずほ離れじわり （給与振込など分散の動き）
・ダイエー （正社員・パート人事一本化）
ここでは個別ニュースへの意見を差し控えますが、機会があれば。
なるほど・・観光旅館もコンテンツの時代
私は、孝行息子の滝として有名な岐阜県養老の滝の近くに実家があります。養老の滝まで実家から２０分で行けるのですが、いつも目にしていた観光旅館の「養老館」さんが、このたびリフレッシュオープンされました。それにともなって、広告原稿をメールして下さったのですが、ホームページを見てビックリ。４５年ぶりの大改装では、竹をコンセプトに実に個性豊かな旅館に変身されたのです。それだけではありません。価格設定もまた斬新で、一年通して均一価格なのです。これは、観光旅館としてはきわめて異例のことで、すべてにおいてこだわりと、意気込みを感じます。お時間のあるとき、寄ってみませんか。
竹取姫の宿 「養老館」http://www.takenoyado.com
なるほど・・オンリーワンの贈り物
笑顔屋本舗さんの広告原稿を4/8に掲載させていただきました。その反応が凄かったようです。福島県の徳ちゃん事、高橋徳次さんから次のようなメールを頂戴しています。
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笑顔屋本舗の高橋徳次です。あんまり、うれしいので結果を報告しちゃいます。（先生がお書きになった文章がとてもよかったように思います。本当にありがとうございます。）
結果 3500円 が 8ヶ
5500円 が 9ヶ
10000円 が 1ヶ
17000円 が 2ヶ
15000円 が 1ヶ
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合計136500円
資料請求まず25件です
さこからの注文は カウントしていませんがFAXで 3500×4個を会社からご注文頂いた方もいらっしゃいます。私にとっては大変な数字です。わずか 12時間で ありがとうございます。高橋徳次
http://homepage2.nifty.com/egaoya/tegami.html
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新製品の「今すぐハガキ」というものを開発されたそうです。そちらの広告は coming soon! とのこと。オンリーワンは強し！
ブルートゥース」
今週、百式の田口さんとソニービルを見学しました。bluetooth（ブルートゥース）とよばれる狭小エリア無線ネットの関連製品の前で、田口さんは私に解説してくれたのです。
「武沢さん、このbluetoothというのは、もう何年も前から話題になっている割に普及してないんです。bluetoothといっても青い歯のことではなくて、人の名前なんです。ヨーロッパの英雄で、無血の話し合いだけで何かを統一した人物だそうです。」
「ほー、それはスゴイじゃないですか。」
「いや、スゴクないのです。bluetoothが今ひとつ伸び悩んでいる原因は、話し合いで統一した規格だからだと僕は思っています。」
なるほど、話し合いで決めた規格なんかじゃダメか。そういえば、ビデオもパソコンＯＳも、メモリーカードもみんな精一杯の競争をしてしのぎを削っています。
競争を避けようよ、話し合いで協調しようよ、という話にはご注意を。お互いに良くても、結局共倒れになることがありそうです。
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