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ダイヤモンド社 書籍オンライン

「めんぼ」というのは名古屋弁なのだろうか。右目が少し膿んでいて、むずがゆい。鏡をみたら腫れていた。よりによってこんな日に雑誌の対談と写真撮影がある。青木毅さん(あおきたけし、経営コンサルタント)と対談するためにこの日、ダイヤモンド社まで来たのだった。

進行役の武井さんは腕きき編集者らしい。なぜなら、辛口の青木さんが珍しく「武井さんは読者をよく知っている。僕の本が売れているのも彼に助けられた部分が大きい」とメールで伝えてきた。

2月12日(木)午後5時。まだマフラーや手袋が離せない。場所は渋谷のダイヤモンド社応接室。きっちり定刻に到着した私が、まだコートを脱ぎおえていないうちに、「お二人のご関係は?」と武井さんが尋ねた。私は自らの営業経験を語り、青木さんとの30年前の出会いを語りはじめたわけだが、そこからすでに「営業」というテーマの対談が始まっていた。テーブルに置かれたボイスレコーダーが赤く点灯しているのがみえた。

「士農工商の DNA が残っている訳ではないはずなのに、営業という仕事のイメージが低くて最初は嫌だった」と私。すると青木さんが「今でも若者に最も不人気な職種ですよ」という。今も昔も変わらないようだ。「なぜそうなのでしょう?」と武井さん。「そりゃ、かっこわるい見本が多いからでしょ。未達成でみじめで疲れきった営業社員を見ていると、誰だってなりたいとは思わないでしょ」と青木さん。「実際にそういうイメージを持たせている会社は少なくありませんが、えてして業績は振るわない」と私。

そこで、イメージを刷新するため、営業社員をヒーローに育てるあげるのが青木さんの仕事で、氏の最新刊ではその秘伝のワザを公開しているそうだ。

私が「”営業マンお断り”のステッカーを貼っている会社をいくつか見ました。その会社にも営業マンがいるはずなのに、その社員は会社に戻ってこられないのでしょうか」と冗談を言うと、武井さんが大笑いしてくれた。「たしかにその通りです!」と。

とにもかくにもそのときの対談がこちらの「ダイヤモンド社書籍オンライン」に公開されている。よろしければご覧いただきたい。

ダイヤモンド社書籍オンライン→ http://diamond.jp/articles/-/68629

青木さんの著書
『「3つの言葉」だけで売上が伸びる質問型営業』
青木毅(著)/本体1400円+税/ダイヤモンド社
http://www.diamond.co.jp/book/9784478029336.html

※幸いカメラマンが私の右目の腫れが目立たないアングルで撮ってくれたのか、それとも両方の目が腫れているのであまり目立たないのか。この翌日から始まった「東京 経営計画合宿」のときが腫れのピークだった。