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世界基準

今日は午後からセミナー受講があり、夜は出版社のイベントがあるので名古屋から東京へ移動してきた。

東京駅到着後、急ぎ足で構内の書店へ向かった。今日発売のあの本を買うつもりだったが、残念ながらすでに売り切れ。発売当日の午前9時に売り切れる本なんてすごい。結局、丸善オアゾで購入できた。

あの本とは、『ミシュランガイド東京2008』のこと。

さっそくミシュランが付けた星の定義と店数と見てみるとこうなった。

☆☆☆三つ星レストラン・・・8店

そのために旅行する価値がある卓越した料理
いつでも非常に美味しく、時に驚くほど見事である。
最高の素材で、独創性豊かな料理を提供してくれる。

☆☆二つ星レストラン・・・25店

遠回りしてでも訪れる価値がある素晴らしい料理
熟練した技術と丹念な仕事がうかがえる。目を見張るような価値がある。

なかなかの名コピーだ。

☆一つ星レストラン・・・117店

そのカテゴリーで特に美味しい料理
常に良質な料理を提供している。

ホテルの格付けも掲載されていて、こちらも参考になる。

テレビで有名なあのお店より、まったく知らなかったこちらのお店の方が☆が多いという現象がたくさんあり、しばらくは客の流れを変えるかもしれない。

ガイドブックのスタイルは、左右見開きで一店を紹介する。美しい4枚の写真と一枚の地図、それに簡潔な解説文という構成。この解説文が名文だ。
過剰に読者をあおることなく、事実だけを紹介していく文章が恣意的な感じがせずに好ましい。

下町のB級グルメが大好きな私は、ミシュランガイドに載るようなお店とはほぼ無縁だが、かつて連れて行っていただいたお店がいくつか掲載されていた。お客の心理として、自分が行ったお店が掲載されているとうれしいものだ。

ガイドブックのお店をひとつひとつ訪れていく楽しみができた。
星をもらったお店はそれを維持するのに大変なご苦労をされるだろうし、星をもらえなかったお店は悔しくて奮起するだろう。

それに、今後は、ミシュランガイドの評価力そのものが我々から評価される番でもある。どちらにしても、このようにして食文化が発展していくことは喜ばしいことだ。

余談ながら、企業のミシュランガイドって作れないものか。

季刊の会社情報誌がそれに近いが、それらは上場企業すべてが掲載されている株主向けのものだ。
信用調査機関による評点もそれに近いが、基本的には評価結果が一般公開されるものではない。

経営者が毎年楽しみにする企業格付けガイドブックを作ってみたい。

・・・<探しています>・・・

広島のスコットさんから問い合わせ。

・・・
私の記憶が正しければ、以前のメルマガの中で、売上を悩んでいる会社がいて、社長似顔イラスト入りのチラシを作ったら、大反響!とい
う記事ありませんでしたか?今度インパクトのある面白いチラシを作りたいです。情報がありましたら、教えていただけますか?
・・・

<武沢より>

似顔絵名刺ならご紹介したことがありますが、似顔絵チラシというのは記憶にありません。
どなたかご存知の方はご連絡ください。武沢信行 宛 take@e-comon.co.jp