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コーチで固めよう

私は今年の6月から、尾崎めぐみさん(名古屋)にヘルスコーチをお願いしている。運動や栄養に関する専門知識があるだけでなく、元気でポジティブなキャラクターがすばらしい。

二ヶ月に一度、彼女とのミーティングによって減量の状況を確認してもらい、目標とやる気を更新しているのだ。
少なくとも報告する相手と、その日付が決まっているというだけでも、目標意識が持続するのはたしかだ。

個人的にはジムやヨガへ通ったり、断食道場に行ったり、メンズエステにも通い出したりしているが、それらのすべてを彼女にレポートし把握してもらっている。
さらに今月からは、食べたものをブログにアップし、カロリーや栄養の状況も彼女にチェックしてもらうことになっている。

目標達成への道のりは孤軍奮闘するものではなく、コーチと二人三脚で歩めばがんばれる。

ヘルスコーチが尾崎さんならば、読書コーチは寺田昌嗣さん(福岡)だろう。

コーチとして正式に契約しているわけではないが、2005年夏に我流の読書法をチェックしてもらい、効率よく読書ができるような6日間トレーニングを彼から受けた。
そのおかげで、一般のビジネス単行本に一冊2時間かけていたものが、30分で読むことができるようになった。
もちろん、本によっては従来通りじっくり読みたいものもあり、速読・準速読・従来通りの三パターンの読み方ができるようになったのがありがたい。

余談ながら、読書計画をたてたり、読書実績をチェックしてもらうような読書コーチが身近にほしいが、今のところそうした人に出会っていない。

日本の読書人口がどれだけいるのか知らないが、仮に500万人だとしてもその1%の5万人は読書コーチを必要としているだろう。

私にとっての理想の読書コーチとは、

・自らも厖大な読書をしており
・特にビジネス書のロングセラー、ベストセラーはほぼ制覇しており
・コーチングの技術をもち
・毎月一回60分程度ミーティングしてくれる

人のこと。

ソムリエ的に面白い本の情報を発信してくれるサイトはたくさんあるが、こちらの読書の目標や実績などについても把握してくれる専属コーチがほしい。そんな人がいないだろうか。

さて、速読を覚えて何が一番良かったか、そして何が弊害になりつつあるかを率直に申し上げよう。

良かったことは、通読率が高まったことと再読する本が増えたこと。

「さあ、今から速読モードでこの本を30分で読むぞ」と決めたら、その30分間は読書以外の何もしない。
電話もメールもしないし、基本的にトイレも行かない。そうすれば、一冊が30分前後で読み終わる、ただそれだけのことで通読率があがった。

当然、早く読むと理解力が落ちる。スピードが二倍になれば、理解力は半分に落ちるのが私の今の実力。だが、今まではスピードが四分の一の2時間かけていたので、通読しないで終わる本が非常に多かったがそれが減ったわけだ。

速読の弊害は何か。
それは、速読が楽しいので速読に向いた本ばかりを好むようになり、ハードカバーのドッシリした本が減ったように思う。
だがそれは心がけの問題であり改善できるはずだ。

さて、私に速読をマンツーマンレッスンして下さった寺田さんは、SRR速読教室を展開中。二年前に比べてメソッドにも改良が加えられ、今では三日間講座で私と同等以上の成果が得られるらしい。

いろいろなところから噂を聞きつけた方が彼の講座を予約し、今では、直近一ヶ月以内の講座はすべて満員御礼。
そこで、全国の希望者に対応して、講座開催だけでなくパソコン用の教材も開発され、自学自習できるようにもされたという。

読書は目的ではなく手段だ。

手段ゆえに技術が必要だ。技術は、試行錯誤して習得するよりも、それを身につけている人から直接学ぶに越したことはない。

SRR速読教室
http://www.office-srr.com/

その寺田さんが博多非凡会(福岡県)にゲストスピーチしてくれる。

『ビジネスパーソンのための「成長を加速する学び方」講座』という。
速読についても語ってくれるはず。

興味のある方は是非、「博多非凡会」に集まろう。

全国非凡会情報 http://www.e-comon.co.jp/training_show.php