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インターンシップの夜

今週月曜日から10日間、日本福祉大学三回生の山崎真由子さんが我社でインターンシッププログラムを受けている。
もちろんこのインターン体験によって、彼女は学校から単位が与えられる。
当社としても引き受けた以上は、バチッと研修もやろうと、こんなプログラムを用意した。

・初日:オリエンテーション研修
「がんばれ社長!」の過去・現在・未来
メールマガジンとホームページの仕組みと実践
・二日目:実務研修 メルマガ広告の売上拡大策と見込客発見
夜、豊明市で講演 カバン持ち
・三日目:研修「社会人、ビジネスパースンとしての守・破・離」
実務研修 Wish Listの作り方
メルマガ広告主開拓計画
・四日目:研修「経営マニフェストの作り方 全七回講座のエッセンス」
夜、経営指針講座 カバン持ち
・五日目:研修「経営入門」
実務研修 原稿整理、メールの使い方
・六日目:研修「コミュニケーション入門」
実務研修 計画の作り方、手帳の使い方
・七日目:研修「営業入門」
実務研修 本の選び方、買い方、武沢推薦図書紹介
・八日目:研修「財務入門」
実務研修 ワード、エクセルを使った資料作成
・九日目:研修「人生25ヵ年計画の作り方」
実務研修 ホームページの作り方とサーバー管理
・十日目:午前 修了式

そして、二日目の昨夜は、愛知中小企業家同友会 尾張支部南ブロック8月合同例会の講演に出向いた私。
山崎さんは、カバン持ちとして講演と二次会にも同行。今朝、提出されたばかりの彼女のレポートをご紹介しよう。
(ご本人の許可のもとで)

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「がんばれ社長!」の武沢社長さんの講演を聴きに85人の方が集まり、また二次会では「武沢さんとぜひ話をしたい」と色々な企業の社長さん代わる代わるみえるのを見て、「がんばれ社長!」の武沢社長さんの偉大さを実感しました。また、「がんばれ社長!」が行っている”社長を応援する”という事業内容は、企業側からみてニーズがとてもあり、「がんばれ社長!」の存在価値の高さを実感することも出来ました。
社長という立場の方のモチベーションを上げるためには、社内間でも重要であるが、他社の社長と悩みを相談したり、学びあったりする場がとても大切であるという事にも気づかされました。
このような会があるおかげで、他業種、同業種間のネットワークを広める場としても、大きな役割を果たしているように感じました。一つ一つの企業の発展のためにも、そしてネットワークを蜘蛛の巣の様に張り巡らせる事によって、地域が活性化するだけでなく日本全体をも活性化させるとこにつながるのではないかと感じました。
今回の例会を通して、各社長さんの熱い思いや、学ぶ姿勢というものに、とても感動しました。
本当に、驚きと感動の嵐でとても勉強になりました。ありがとうございました。
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昨夜は、終電がなくなるので早く帰そうとした私だが、「電車はなくなっても帰れます。それよりも、せっかくの経験ですから二次会にも同席させてください」と懇願されれば拒否もできず、結局名古屋駅に帰着したのが午後11時30分。彼女の下宿先に戻るための終電は発った後だった。

名古屋市内の彼女の実家までタクシーで送り届けた次第だが、そのせいか、昨日とまったく同じ服装で今朝、出社している。
それもこれも、みんな良い経験だろう。

ところで、昨夜の講演を受講された社会保険労務士のAさんは、こんな感想を聞かせてくれた。

「今まで経営計画とか経営マニフェストとか聞いても、今の当社には関係ないことだと思ってきました。なぜなら、社員は私しかいないから。でも今日の武沢さんのお話を聞いて、経営計画書はまず自分自身のために必要なのだと気づきました。秋に開催される予定の武沢さんの講座に申込みます。必ず完成させる、と決意しました」

税理士のBさんは

「経営理念に対する考え方を自分は誤解していました。経営理念ってコロコロ変えるものではない、と思いこんでいたので、かえって固くなって作れずにいましたが、毎月単位で経営理念を作りかえていけ、という武沢式のやり方なら自分でもすぐにやれそうです。さっそく今晩、2007年8月度(残り10日間)の経営理念を作って自分自身と社員にむかって発表します」

そうなのだ、経営マニフェスト作りは、他人のためならず。まず社長自身のために必要なのだ。社員や銀行、取引先や経営者仲間など、要するに大向こうを唸らせるような計画を作ろうとするとかえってうまくいかない。
「巧言令色少なし仁」の計画になる。

仮に発表する相手が一人もいなくても良い。まず、自分自身のためだけに作るつもりで作っていただきたい。

そして、経営理念はコロコロ変えたって構わない。だが、本当にコロコロ変えていくと、やがて変わらないフレーズ(句)が出てきて、ついには変えたくなくなる。

「変えたくなくなるまで毎月変えてみろ!」それが変わらない経営理念の作り方なのだ。