「手帳を変えれば人生が変わる」というキャッチコピーを見たことがあるが、まったくその通りだと思う。手帳は開発者の設計思想によってデザインされているので、利用者はそれに導かれていく。私も 10年前にマンダラ手帳にしてから以降は、毎年必ず人生 8分野で目標をたてるクセがついたし、ビジネス目標もマンダラの 9マスで表現するようになった。
手帳だけでなくスマホを変えることによっても人生が変わる。昨年暮れに iPhone 6 Plus を購入した私は積極的に iPhone で新聞や雑誌を購読するようになった。App Store 内の NewS stand に並んでいる月刊紙や週刊誌、専門誌なども意欲的に試読して、気に入ったものは三ヶ月とか六ヶ月の定期購読を申し込むようになったのだ。iPhone 6 Plus の大きな画面であれば雑誌を読むのも苦にならない。しかも今度はレティーナディスプレイなので文字も画像も鮮明である。
そんな定期購読誌のなかに『Mac Fan』がある。Mac パソコンの専門誌で、時々買って読んでいたが、デバイスで読むのはこれが初めて。新幹線の移動中に読んでみた。すると、そこに特集されていたのが「Mac ソフトの新定番」特集。
正直いって今さら新定番といわれても、今使っているすべてのソフトに愛着があって新しいソフトに変える気などなかった。「せっかくなので一応、見ておくか」とページを繰っていくと、まさしく私が必要としていたソフトやアプリが幾つも見つかった。特に次の 4つはすぐに購入した。
1.物書き用のソフトとして「Scrivener」
2.GTD(仕事をなし遂げる技術)の最高峰「OmniFocus 2」
3.アイデア帳として何でもほうり込んでおける「OneNote」
4.気になるブログや新聞記事、動画などをいったん一箇所に保存しておいて、あとからじっくり読む(観る)ための「pocket」
「1」が 4,000円、「2」が Pro 版 iPhone 版を合わせて 10,000円と、決して安いソフトではない。しかし使ってみると劇的に仕事が変わりそうな予感がする。
それぞれのソフトの目的や機能についてはここでは割愛するが、痛感したことは、「デバイスが変わればニュースソースが変わり、ニュースソースが変わるとビジネスが変わる」ということ。要約すれば、「スマホが変われば人生が変わる」。
今月から始まる「がんばれ!社長」の 2015年セミナーシリーズの中に「仕事力倍増セミナー」というのがある。これはソフトやアプリを使ってビジネスと経営を変えるのが狙いのセミナー。
まずは、To-Do アプリとして「Nozbe」(ノズビー)、知的生産アプリとして「Evernote」(エバーノート)に注目し、それを使った仕事術を極めていくセミナーをスタートする。
→ http://www.e-comon.co.jp/session/
Evernote のセミナーでは Evernote ジャパンさんにお願いして、効果的な Evernote 活用法を語っていただくことにもなっている。
・手帳が変われば人生が変わる
・スマホが変われば人生が変わる
・ソフト(アプリ)が変われば人生が変わる
ちょっとしたきっかけを利用すれば、いつでも何度でも人生やビジネスを変えることができる。そんな事を実感したこの二週間である。