転職市場の動向について、あまり知られていないデータがある。
それは、企業の求人に対する応募数がピークになるのが来月(2月)であるということ。2月に積極的に転職活動し、3月末から 4月にかけての入社を計ろうというわけだ。企業側はそうした市場動向を見逃してはならない。今春に人を採用したい会社は今から動きはじめねばならないというわけだ。
また、この 10年間採用を手控えていた企業がここにきて、ようやく採用に意欲を見せはじめているとも報じられている。久々に転職市場が活発になりそうで、平たくいえば求人難の時代が始まったと言える。それだけに経営者や人事責任者には、人材採用については従来以上に計画性や戦略性が求められる。
いま 20代や 30代の若者が転職を考えるとき、彼ら彼女らはまず何をするか。それは、求人誌を買いに書店やコンビニに行くのではなく、手にしているスマホで企業を検索するという。
iPhone の App Store で「転職」という言葉で検索すると、いくつかの転職アプリがヒットする。大手求人会社が提供しているものが多い。経営者や人事の責任者はそれらをすべてダウンロードし、テスト利用されることをおすすめしたい。いくつかの質問に答え、職務履歴を入力したり、希望条件などを登録し終えると、有力な候補企業がしぼり込まれ、登録者にメールで企業情報を知らせてくれたりする。
そうしたアプリのなかで私が注目しているのは「キャリアトレック」である。今は iPhone 版アプリのみのリリースだが、利用者の評価はすこぶる高い。この春には Android 版アプリも登場するので、求人したい企業にとっては、ますます利用価値がアップしそうだ。
「キャリアトレック」が優れているのは、レコメンド(おすすめ)機能と自動マッチング機能を標準搭載していることだ。これは、Amazon や SNS サイトでも使われている機能で、利用者の好みを学習し、だんだん賢くなっていく。そして企業と個人を自動的に最適マッチングさせてくれるように進化するわけだ。こうした機能を搭載した若者向け転職サイトが「キャリアトレック」なのである。
私も「キャリアトレック」のアプリ(無料)をダウンロードしテストしてみたが、幕末におけるペリーの黒船級の衝撃を受けた。膨大な雑誌のページを次々にめくっていく時代はもう終わった。アプリの質問に答え、指先で画面を操作していくと好みの企業が目の前に出現する。それに要する時間はほんのわずか。しかも、本人が眠っていても、アプリがなりかわって転職活動してくれ、良い会社が見つかったらメールで通知してくれる。それが「キャリアトレック」で、転職革命ともいえそうだ。スマホだけに限定しているわけではなく、パソコンやタブレットなどすべての機器で利用できるのも心強い。
こうしたレコメンド型の人材募集が今後の主流になると思われる。なぜなら、企業側にとっても、個人側にとってもミスマッチが起こりにくいからだ。採用にまつわる人的負荷も経費も、ともに抑制できるだろう。
この「キャリアトレック」は昨年 4月に始まったばかりのサービスながら、すでに累計 4,000社(約 17,000件)の求人案件が登録されている。しかしまだ今のうちなら、中小弱小規模の会社でも充分目立てるに違いない。あなたも資料を取りよせ、今年の採用活動のひとつの武器として検討してみてはいかがだろう。
採用に強くなって、経営計画を実現する会社になろう。
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