あらためて非凡会は楽しいし、凄い人たちの交流の場だと思う。また、私自身にとって非凡会は、採算度外視の活動として普段メルマガを読んでくれているお礼のつもりで出向いているし、私のスピーチや二次会での交流を通してわずか一人にでも良い影響を与えることができれば、それだけで本望だと思っている。
昨夜の「新潟非凡会」は、初の試みとして幹事さん不在の武沢直営非凡会にしてみた。武沢直営にする主旨は、やりたい場所でやりたい時に非凡会を開催したいのと、幹事さんから集客のプレッシャーや経費の負担を取り除くことにある。今後、各地の非凡会は徐々にこのようになっていく。
新潟の場合も集客はメルマガでの呼びかけだけなので、果たしてどの程度集まってくれるものか少々心配したが、15名が駆けつけてくれた。「がんばれ社長!」読者7名、その紹介8名という内訳だ。
社長をしている弟や後輩経営者をさそって参加してくれた加藤さんのような方がいてくれるので主催者としてとてもありがたい。
遠路はるばる参加してくれた香港の金融コンサルタント福永さんは、
「せっかく日本に出張に来ているのだから、非凡会がある所だったらどこにでも来るつもりだった」とやってきた。
秋田県から車で5時間飛ばして参加してくれたトラパンツの長谷川さんは「本当は仕事が詰まっていたのですが、『峠』の河井継之助の長岡見学もしたかったし、武沢さんとも半年お会いしていないので、思いきってやって来ました。正直、一人で5時間の運転はきつかった」と定刻きっかりに到着した。
10年前から魚沼で米屋を始めたという水野さんは「吉兆楽」という自社ブランドの魚沼産こしひかりを担いで参加してくれた。
「武沢先生にウマイ米を食べてもらいたくて」
お米もうれしいが、何より、意気に感じるではないか。
隣県の富山の小林さんと福島の畔越さんからは、「せっかくお隣の県で非凡会がありながら出席できず申し訳ない。盛会を祈る」というメッセージが届いた。
長岡から新幹線でやってきた田村常務や燕市から参加した長谷川社労士さんが受付と司会の応援をしてくださったおかげで、私は自分のスピーチに専念することができた。今年初の非凡会として、経営者に向けて気合いを込めたメッセージをお届けしたつもりだ。
メッセージの骨子は、
1.会社経営とはロマンとソロバン
・ロマンとは理念とビジョンの確立
・ソロバンとは数字に強くなり、売りに強くなること
2.売りに強くなるための「顧客創造計画書」作りの大切さとそのポイント
3.経営者は、時間管理・自己管理が勝負の分け目
・自らのテンションの責任は己にあり
・「Wish List」を使っての思考の書き出し法
・「Wish List」の中から大切なものだけを四半期単位で管理するための「四半期マニフェスト」の作り方
・「四半期マニフェスト」の項目をマンダラ手帳で掘り下げ実践
する方法
などをお話しした。
その後の質疑応答や交流会ではこんな質問や感想が出た。
・マンダラ手帳の説明会だと思って誘われてきたのですが、これだけ中味の濃い内容のお話を聞けてすごく得した気分です。
・東京にいる息子からすすめられてメルマガを最近読み始め、非凡会にも初参加してみました。今日をきっかけに、これからしっかりとメルマガを読ませていただこうと思いました。
・自分は役員ではありますが、まだ社長ではないので、平日の勤務時間中に会社を抜け出して勉強会に参加するのに少々抵抗を感じます。どうしたら良いですか。
・部下に躾が全然なっていない子がいます。ほおづえをついて人の話を聞いたりするような子ですが、そのたびに注意すべきか、まとめて言うべきか、それとも「Wish List」に書いておくべきか、どう思われますか?
などなど。
最後の二問についてどのように回答したかは、明日の「ウィークリー雑感」でご披露する。
最後に、こんな猛者もいた。
この正月に三日断食を実践し、83キロあった体を76キロまで絞ったというのだ。きっかけは一冊の本↓
『あなたの生き方を変える断食の本』 (北川 八郎 著、致知出版社)
実は私もこの本を買って読んでいたのだが何一つ実行していなかった。それに対して彼は、この本を読んですぐに実行し、すでに成果を上げていた。
同じ時期に同じ情報に接していながら差をつけられた格好だが、負けたわけではない。私も愉快に実行してみよう。