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勝利への確信

昨日、読者の方から電話を頂戴した。てっきり雪印問題かと思って身構えたがそうではなかった。
私のコンサルメニューに対する問い合わせだ。そういえばサイトではまだ公開していなかった。

某氏:「当社はこういう業界のこうした会社なんですが、こういう問題があります。何とか乗り越えて行きたいのですがそれは武    沢さんに頼んでやれることでしょうか。それとコンサルのやり方と料金を教えて下さい。」

というものだった。

武沢:「どんな課題であれ、基本は3か月コースで解決していきましょう。3か月あれば、必ずあなたに勝利ヘの確信をつかんで    いただくことが出来ます。」とお答えした。

某氏:「本当に3か月で結果が出せるのでしょうか?」

武沢:「3か月で何らかの結果が出る保証はありません。むしろ大切なのは、結果より先に『勝利への確信』です」

・「これで行ける!」という方法論
・「χ年後の我社は、こんな会社になることが出来る」という見通し

経営者がこうした確信を持つことほど大切なことはない。それに要する期間が3か月もあれば充分だということだ。業種や規模すら関係なく、意思決定できる立場であり、真摯な経営姿勢を持つ方であれば、どなたでも勝利への確信を持つことが出来る。そうしたメニューなのだ。コンサルタントというよりは触媒だとお考えいただきたい。

海釣りが大好きなAさんが、友人のBさんを誘って磯釣りに行った。Aさんはこの時機、グレの大物が釣れることを知っている。期待に胸ふくらむAさんに対して、Bさんは正直言って、釣りに興味はない。半分義理で来ているに過ぎない。帰りの露天風呂と生ビールが本当の楽しみだ。釣果はどうか。Aさんは大物ばかり10匹、Bさんは0匹だ。この釣果の差を生むものは何だろうか。

1.技術・知識・経験の差(ベテラン 対 初心者)
2.期待の内容(大物を釣る 対 露天風呂)
3.確信の差(釣れるに違いない 対 本当に釣れるのかな?)

ということだろう。

期待と確信があれば、集中力が生まれる。集中力が生まれれば、わずかな潮の変化やサオ先の動きを見逃さない。釣れなければエサを変え、タナを変え、針を変えていくうちにやがて獲物をゲットする。

企業経営もまったく同様ではないか。今後の我社に対して、Aさんのような「勝利への確信」をもつことが重要だ。好きな仕事、情熱を感じる仕事をしていて、「勝利への確信」を持つことが出来れば、おのずと技術・知識・経験の不足はあっという間に補うことができる。

その勝利への確信を持つには、3か月もあればお釣りがくる、ということだ。