上海二日目。
午前7時起床。夕べの足つぼマッサージ(60分78元、1170円)がよほど効いたのか、目覚めは爽快でした。
コーンフレーク
和平飯店のワイタンビューのツインルーム(1500元、22,500円)から朝のワイタンを見おろすと、まるで上海を独り占めしているような気分になれます。雲が低くたれ込め、曇天。オレンジ色のたこが目を引きます。
まだ眠っている長男を起こし、二人で8階の朝食会場へ。
昨夜、羊肉を食べすぎたようでまだ食欲がなく、コーンフレークとホットコーヒーという軽い朝食を済ませて今日の軍資金を両替にフロントへ。3万円出すと1999元(ちょうど一元15円位)くれました。
ちょっと前まで2200元(一元13.6円位)くれていましたから、ジリジリと人民元が強くなっているのがこんな場面でもわかります。
インターネット
フロント横のコンシェルジュで無線LANへのアクセスカードを購入。
60分で20元(300円)という料金で部屋からブロードバンドにアクセスできるようになります。(日本よりかなり遅いスピードですが)このシステム、簡単なのが良いですね。
朝の仕事
朝食を済ませて自室にもどり、午前8時から朝の仕事。今日のメルマガ発行と、依頼原稿1本。
一歩外には見所満載の上海があるというのに、子供を待たせてホテルで執筆。子供は出かけたいばっかりだとは思うのですが、ありのままの親父の姿を子供に見せるのも悪くないかなと。
上海のランチ
11時15分にすべて完了し、ロビーに出迎えて下さった池内さんとランチに出発。
長男が未経験の小龍包を食べに、地元の上海ッ子が密かに通う穴場のお店「金陵湯包王」まで歩く。南京路から福建路に入り、さらに右へ曲がったところにある飾り気のないお店なのですが、味は大満足。
さらに、ビックリするのはお一人様(8個)が3元(45円)という値段。
それでいてお腹は充分ふくれました。ここは凄すぎる。
月餅
10月初旬に中秋の名月を迎える中国。日本の月見団子のごとく、この時期の中国ッ子は月餅を食べます。人気店には長蛇の列が。我々も並んで一個ずつ食べましたが、三人とも無言でした。
好みと慣れの問題かもしれません。
上海城市企劃展示館
上海の誕生から発展、今後の都市計画が見学できる展示館がここ。
圧巻なのは3階。
「2020年の上海はこんな街になる」という様子を模型で表現しているのですが、その規模は世界最大だとか。
万博会場の様子や、複数のサッカー場、どんどん拡張する浦東国際空港の模様などすべてがすでに決まっているのですから計画経済のなせるわざ。
映像室では、CGを使って上海の現在と未来をリアルに表現してあり、この短いCG映画をみるとほとんどの人が「上海ってスゴイ」と思うように作られています。
このCG映画の要領で会社のビジョンを映像化できないものだろうかと考えながら見ていました。
上海博物館
企劃展示館のすぐ近くに上海博物館があります。長男に本物に触れさせておこうと思い、入館しました。一人20元(300円)はお値打ち。
日本語解説用レシーバーは一人60元(900円)ですが今回は駆け足見学なのでパス。数々の山水の名画や書の名筆などを堪能し、売店で関羽の面(300元、4500円)を買って博物館を後にしました。
JTB
花園飯店(ホテルオークラ)にあるJTBに出向き、明日の一日オプション旅行を申込みました。
蘇州一日旅行(8時半出発18時半帰着)で550元(8250円)というスペシャルプライスだそうです。最近、日本でもバス旅行がお値打ちになっているので驚くほどの安さではありませんが、納得です。
長男の変化
今回の上海旅行は長男にとって初めての外国旅行。パスポートも数日前に出来上がったばかりで、すべてが新鮮の様子。初対面の池内さん夫妻の前でも最初は緊張気味でしたが、徐々に饒舌に。
昨日の夕食時には「こっちに留学するのもいいなぁ」とか。それを言わせるために来たわけではありませんが、今回の旅を気に入ってくれているようでうれしく思います。
また足つぼ
飲茶のお店で夕食を済ませ、南京路にあるマッサージ店で足つぼを。
桂林から上海に来たばかりだという方が担当してくれました。
一時間で45元(675円)也。